オーディション、今までの人生で何かのオーディションを受けにいくことって全くなかったのに、2年前にダンスを始めてからオーディションという言葉が急に身近になった。昨日は上級者向けのオーディションに無理やり(笑)参加して、今日はこれから初心者・上級者全てのレベルのオーディションに行く。オーディションってすごく奇妙なモノだなぁって思う(笑)。
スタジオに出向いて、教えられた振り付けをその場で覚えて、その後自分でその振り付けをパフォームする。毎日クラスでやっていることなのに、身体中が、そして心もマインドも全部いつも気にしないようなことに敏感になって、そっちにものすごいエネルギー使っちゃって、ダンス自体に必要なエネルギーが枯渇する。何でだろう。いつもできることができなくなっちゃう。
- 周りへの意識がすごく敏感になる。他の人が違う動作をしてうるだけで、「え!?私間違って覚えた?」ってすごい困惑する。その人が間違っているかもしれないのに、自分を疑って困惑して、結局教えられた振り付けを全部忘れちゃったりする。Insecurityに支配される。
- 選ばれたい欲望、承認欲。クラスではそんなのこと考えないでダンスをしているのに、オーディションになると、「自分も選ばれたい」って無意識に思ってしまうから、そこにエネルギーを消費してしまう。昨日の上級者オーディションでみんなに「私のそのレベルじゃないから」って自分は選ばれなくてもいいってそう言い続けていた。多分そう口にださないと、承認欲が顔をだして私を支配しそうで怖かったから。でもオーディションの最中に感じたのは、「あ、見られてる、ちゃんとしなきゃ、これができるって証明しなきゃ」という自意識。どんなに自分で抑えようとしても、オーディションで「認められたい」って思っちゃうのは多分、誰にもコントロールできない無意識にあるんだと思う。
- 繊細さんは、周りを敏感に感じ取ってしまうから、周りのnervousまで感じて背負ってしまう。あの子の不安、あの人の競争心、全部が感じられてもうウルさいくらいで、自分のダンスに集中できない。そうすると、それをブロックしようと防御機能が働く。その防御機能は自由にダンスしたい自分の身体も固く不自由なものにしてしまう。
ああ、今も身体と頭がふわふわしてもう既に集中力が低くなっているのがわかる。きっとそういうものなのかもしれない。同じことを求められているのに、ダンスをただするだけなのに、「オーディション」という言葉が、場所が、すごく奇妙なモノにしてしまう。
大丈夫って自分に言い聞かせるのはもうやめよう。「みんなそうだよ」って言い訳考えるのもやめよう。意識が敏感になるし、集中力も低くなるし、いつもできることができなくなるし、周りの間違いに惑わされて自分もできなくなったりする。今はそれでいい。それで「オーディション」が好きじゃないって思ってもいい。それでぐったり疲れてもいい。認められたいって思ってもいい。承認欲を怖がって否定しなくてもいい。結果受け入れられなくてガッカリしてもいい。今はこのままでいい。初めてステージに立った時もうそうだった。今はもうステージに慣れて緊張もしなくなったしダンス自体に集中できるようになったから。だからなるようになるんだと思う。今はオーディションで色々敏感になって色々できなくってもいいんだと思う。
