大雨が降った日だった。
お友達のお母様が車で娘を送ってくれた。
明日も学校で会えるのに、仲良し同士は離れがたい。
一歩家に入ると「宿題が多い~」
「早くお菓子だして」
「疲れた。今日お風呂入らない」
「ピアノ練習やりたくない」
と悪態ついてダダをこねている
けれど私は急いでいる。
息子は目を痛がって、かゆがっているので、後20分で閉まってしまう眼科に滑り込まなければいけない。
時間がない。外は雨。娘を残して、濡れるのを覚悟で自転車に乗せて近くの眼科に行った。
薬をもらってずぶぬれ状態で家に着いた。
鍵を開け「ただいま~」「ただいま~」「タオルとってきて~」とお願いしても娘は出てこない。
息子も寒がっているので自力でタオルを取り、リビングに入った。
そこで「おかえり」と言う娘。
カチーン
「どうして玄関まで来なかったの?」
「だって宿題していたから、宿題は始めた時間と終わりの時間かかないといけないから」と言う屁理屈。
あなたねーー
家族、お客様すべてにおいて人が先。宿題の時間が長いと言われても、帰って来たら玄関まで迎えに行くのが先です。それで先生に文句を言われたら逆に文句をいってやるよーーー。
っと、もうこの時点で「かたぎ」ではない言葉づかいになっていた。
そして宿題やピアノの練習に文句言っている娘に「パパに電話するから」と言ったけれど効果なし。
ひどい悪態に「なにしてんだよ。ピアノ辞めさせるぞ。ふざけんなよ」とこれ以上書けないセリフを吐き捨てると。怒りが倍増してきて、もう止まらない。
すると首からかけていた携帯がプチリと切れる音がした。
見てみると・・・車で送ってくれたお友達のママの携帯に繋がっていたんだ。
ずっとずっとマイクのように私達の声が聞こえていたんだ。
パパにかけた後、お友達の家にも何でか、かかっていたんだ。スマホのバカ!!
子供とはいえ我が家のケンカは「勝つか負けるか!魂(タマ)のとりあいじゃ」
「なんだーわれ。ちゃんと聞いてんのかーー」
など極道バリの私の怒り声を聞こえていましたよね。
チーン
廃人と化した私。恥ずかしさのあまり直接話せず、謝りのメールを打つと「何度か、もしもしと言いましたが何も聞こえないので切りましたと言っていました。
聞こえないフリをして下さる優しいママ。間違えなくマイクのごとく携帯は私の怒鳴り声を届けていただろう。
そこから一回冷静になり、静かな夕食を取ることができました
化けの皮が剥がれた瞬間に・・・ようこそ
おいでやす