勉強をしているのに伸びないわけは? 成績はどうしたらあがるの?成績を上げる勉強法
こんにちは!阿部順子です
お盆休みはいかがでしたか?
私は、4日間家族でお出かけを楽しみましたちなみに、昨日は奥多摩で魚のつかみどりをしに行く予定でしたが、息子が酔ってしまったために、途中の川遊びをして戻ってきました。3時ごろに恐る恐る中央高速に乗りましたが、帰省ラッシュらしきものはなく、快適に戻ってこられました。
移動時間はどうお過ごしですか?
忙しい毎日の中で、家族で会話できるもってこいの時間ですね!
我が家では皆のリクエスト曲を聴くこともありますが、電車移動や飽きた時は知的クイズを楽しんでいます。上が6歳、下が4歳なので、富士五湖は?や、全国都道府県の中で、府はどこ? 春の七草、秋の七草、意地悪クイズと称して、植木算的な問題をしたりしています。
『楽しむ』を第一にしているので、子どもが飽きてきたらすぐにおしまいになることも、しばしばですが(笑)
さて、私はこれまで指導開始時に何度も成績について相談されました。
『勉強をしているのに成績が上がらない。(偏差値が上がらない)なぜか。』そして、『成績が上がる勉強法を教えて欲しい』と。
勉強をする=成績が上がると思い込みがちですが、成績が伸びないのはどうしてでしょうか・・・そのわけは、
『勉強をする→できるようになる=実力が上がる』は確かですが、実力が上がったからといっても、母集団以上に実力をあげなければ、成績は伸びないのです。
偏差値は自身の点数ではでなく、周囲の点数によって決まるのです。
簡単に言えば、50点でも平均点が80点であれば、できないことになり、平均点が30点であればよくできたことになります。
つまり、偏差値を上げるというのは、母集団以上に実力をあげなければ実現しないのです。
いくら勉強をしていても、要領よく実力を上げなければ成績の伸びにつながりません。
そこでまず勉強の仕方をチェックしてみましょう
1)自分に合ったレベルの問題を解いていますか?
できる問題を解いてばかりいても、(速く解けるようになるので、やらない よりはましですが)できるようになっているわけではありません。
また、基本レベルが理解できていないまま、応用問題を解いていても、点数は伸びにくいものです。計算、基本、練習、応用とレベルを区切った場合、計算にも難易度があるので、実力に合わせて計算は日々少しずつ(1日5題程度で大丈夫です)基本ができたら練習を、練習問題ができたら応用をしていくようにしましょう!
実力に合わない問題は成績向上の遠回りになります。
2)やりっ放しになっていませんか?
1題1題を理解で終わらせず、きちんとできるようにしていくことです。何
問解いたかではなく、何問できるようになったか。量より中身です!
理解した問題は、自力で解けるようになるまで、類題を用いて練習しましょう。
課題をこなすことも大切ですが、自分に合った内容で、要領よく実力をつけなければ、塾のための勉強になってしまいます。
せっかくの努力を、成績向上という形で結果に出したいですね!
大手塾に通っているお子さんで、課題が多くて困っている人も多いと思います。次回は、『大手塾の課題のこなし方』についてアドバイスいたします。
お楽しみにしてくださいね
指導者にそっと教える!『頭に入る学び方とは?』
こんにちは!阿部順子です
天候も快復して、ホッと一安心ですね
子どもの勉強での関心ごとの一つに、『今日はどれだけできたか、進んだか』 がありませんか?
特に、算数。たくさん理解できれば上達したようにも思えるのですが、一度理解できたからといって、そのまま進んでいくとは限りません。
わかり易く言えば、理解は永遠ものではないのです。一度教わってわかった問題ができなくなっている!あれっ?どうやったっけ?ということは誰にでも日常的に無きにしも非ずなのです。
そこで、その困った頻度を減らす、『頭に入る学び方』をお教えします
癖にして勉強の仕方が改められると必ず伸びますよ
(その1)同じ時間の中で,仮に20題の解説を聞いて終わらせるよりも、10題でいいので、すぐに答えを頼らず、自分の頭で考え、どこまでできて、どこでつまずいているのかを把握することです。
1題1題を丁寧に行いましょう。
(その2)次に、解説を聞いて納得したら、類題を解いてみることです。
『納得』で終わらせるのではなく、『できる!』を到達点にしましょう。
『分かったレベル』から『できるレベル』になれば、自信もつきます
テストで少しくらい難しい問題が出ても、自信があればできてしまうものです。
また、知識に関していえば、好奇心旺盛な子どもからの質問に対して・・・
すぐに答えてしまうのはもったいないことです。安易な解答よりも自分自身で考えたものの方が頭に深く刻み込まれます。
「何だと思う?どうしてだと思う?」調べる前に聞く前に、自分の頭で考えてみる機会を与えてあげてください。
(例)
子ども「葉っぱの筋(葉脈)は何であるの?」
母「何でだと思う?葉っぱも生きているのよね!」
生きるためには何が必要か、子どもなりに頭をめぐらせることでしょう。
疑問に思ったことが分かる瞬間はとても嬉しいものです。すぐに教えられる(与えられる)よりも、自分なりに思考を練ってわかったものは、喜びもひとしおです
その心地良さを感じ、学ぶ楽しさを味わえたら素敵ですね
年齢が上がるにつれ、いかに能動的に学習できるかが鍵ですから。
次回は、どうしたら成績があがるの?をお伝えします。
お楽しみにして下さいね
楽しく学べるお勧めアイテム(2)
こんにちは!阿部順子です
夏休み真っ盛り!お子さんはどのような毎日をお過ごしですか?
今回は楽しく学べるアイテムとして過日我が家で行った奥多摩湖にある『山のふるさと村』をご案内します。
川遊びや、ハイキング、木工教室、そば打ち体験ができるほか、インタープリターの指導で自然体験ができたり、興味をそそる展示室、夏はキャンプもあります。家族向けのログハウスもあります。他にも自然体験ができる施設は山ほどあると思いますが、あえて実際に足を運んで良かった~と思えたので、あえてご紹介させていただきました。雨の日でも、それなりに過ごせます。
詳しくはホームページをご参照くださいね!
http://www.yamahuru.com/ です
豊かな自然を満喫し、自然で過ごす楽しさを感じれば、そこで暮らす動植物に対する興味も自ずと引き出されるのではないでしょうか。
お散歩しながら珍しい植物を拾って観察したり・・・
理科の生物の分野の植物に関する刺激がたくさんでーす
家族でそのような素敵な時間を共有し、一石二鳥の旅ですね
学ぶことを目的に旅する場合もありますが(京都の建造物巡りなど)旅から学ぶこともできます。
例えば・・山中湖へ行ったとします。そのついでに、家族で楽しく富士五湖を覚えてみるとか、行った、通った県に関する産物や、特色を調べてみたり。
机上での丸暗記に負担がかからないように、体験からの知識も意識して取り入れるようにしてあげてくださいね!
退屈な渋滞中の車内で、クイズと称して楽しく自然に知識が増えたらいいですね
★次回はお父さんやお母さん、指導側の先生に役立つ『頭に入る指導法(学び方)とは?』をテーマにします
お楽しみにしてくださいね
伸びる勉強の仕方その2 楽しんで学べるお勧めアイテム(1)
こんにちは阿部順子です
先日わが子と受験間近でない小学生の生徒さんたちと一緒に科学技術館へ行きました。
科学の不思議さを味わい、私自身もとても楽しかったです
皆さんには是非お勧めのスポットの一つです
『理科離れ』という言葉を耳にしますが、楽しい遊びを通して理科の魅力をを身近に感じられたら、勉強にも身が入ることと思います
4歳ごろからでも楽しめると思います
先日8月1日、2日と科学の祭典の日でした。我が家は2日に行ってきましたがとても良かったです!!!
建物の揺れがわかる小物を作ってきたり、太陽の動きを観測するシートをいただいてきたり、冷めた息子でも、様々なブースがあって夢中になっていました
学習内容は身近であったり、体験を伴うと興味を持って取り組めるものです。
低学年のうちは娯楽として。高学年であっても息抜きの場として、工場見学や科学館や博物館に足を運びましょう。
その場合のコツとしては・・・
1) 長時間いない・・・もう少し見たい!程度で帰った方が次回の楽しみにつながります。
2) 何回も足を運ぶ・・・回数が増すほど物事を深く理解できます。
3) 親自身も一緒に楽しみ、興味を持って子ども目線で見るように。
4)無理に強制して見せない。・・非常にマイナスになります。どれだけ知識を詰められるか以上にどれだけ理科を楽しんだか。が大切です
上野の国立科学博物館や両国の歴史博物館もお勧めです
また、図書館で、幼児向けの知識本を借りましょう。とくに、果物狩りをした後にその果物についての本や、目にした虫や動物、海に行ったら磯に住む生き物など、実体験の後に読んでみるものいいと思います。
絵や、写真や説明も簡単な語彙を用いているので、理解しやすいのです。
高学年になって受験色の濃い問題集でつまずいた時も、是非お勧めです!!!
月の満ち欠けの仕組みや、地図の見方はわかり易くのっていますし、水の性質や電気なんかは、興味が持てるような工夫がたくさん載っています。
是非是非お子さんの状態に合わせて、楽しくご活用くださいね
★次回は楽しく学べるお勧めアイテム(2)をご紹介します
お楽しみにしてくださいね
私の独り言『今の生活って幸せ?不幸?』
こんにちは!阿部順子です
今日も暑くなりましたね!
今日は午前中息子と2人で映画に行きました。
高田敏子さんの『ガラスのウサギ』です。戦争のお話で、敏子さんがまだ少女の頃、戦争によって家族を失ってしまうという悲惨な経験をもとにしたお話です。
息子に見せようとして連れて行ったものの、私自身の方が真剣に見入ってしまっていました。笑
涙、涙でひどい顔の回復を待って、ようやく会場を出ると、そこは正反対の夢の世界・・・
日頃、当たり前だと思っている生活ってどんなにか恵まれたものであるか、改めて感じ感謝の気持ちでいっぱいになるとともに、小さいことで不満を感じている自分を感じました。
こういう映画を子どもたちだけでなく、戦争を知らない親世代の人たちも見ることで、日頃の不満やストレスを、小さいものに感じられたら素晴らしいな。思いました。
果たして、大変なご経験をされた高田さんは、日頃の小さな出来事で悩んでしまうことなんてあるのかな。と思いました。
とかく現代は人に甘い世界に傾きつつあります。
経済は人の感情によってなりたっているので、不快を解消し、快楽を求めるのはあたりまえですね。
寒い思いをするから暖かさの喜びがあるように、家族との別れがあるから、一緒にいられる喜びがある。
寒さを感じなければ、暖かいという快感も得られないのです。
一見、つらい!と思える裏には、喜びや満足が潜んでいるものだとつくづく思いました。
育児が大変!なんて言っていられませんね
環境がついつい当たり前になってしまっていた自分を反省すると共に、家族で過ごせる毎日に感謝して生活していこうと思います
また、このような感情は日頃の忙しさにかまけて、葬り去られてしまうので、たまに思い出してがんばろうと思った今日でした