『五島椿』の音を作るときのこだわり、その弐
『五島椿』が舞台になっている長崎県の五島列島は、島のあちこちに教会があり潜伏キリシタンの方々の歴史を町のあちこちで感じる事が出来ます。
長崎市内や長崎県内で見る異国情緒とはまた少し違うように思います。
五島列島で感じる独特な『西洋の香り』
それを『五島椿』の音として何か?表現できるものはないか??
アレンジャーの若草恵先生から色んな音を提案して頂き、その音をパソコンから聞いて・・
「あ!これ、この音!!!」と引き込まれるように決めたのが、こちらの楽器です
ポルトガルギター
という楽器で、弦が12本あるんですよ!?
イントロの部分で1番最初にキラキラと言う音が鳴ったあとにビアノで「ジャジャジャーン」と大きな強い音が挟まれます。
その後にギターの音が流れてきますが、その音がポルトガルギターの音です。
何とも言えない異国の風や西洋の雰囲気漂う私のイメージ通りの音です❗
五島に伝わる歴史、伝統を一つの楽器に託し表現したかったのです。
ポルトガルギター奏者の田代耕一郎さんにギターのことを熱心にお聴きしたなぁ・・
あ、さすがにイッチョカミしたい私でも「ポルトガルギターを弾きたい❗」とは言いませんでしたよ
ポルトガルギターの音色はイントロ部分だけではなく、歌中にも間奏、後奏にもとても要の部分に出てきます。
改めて、耳を傾けてみてくださいね❗
私のこだわりが分かって頂けるのではないかな?と思います
詢子。