今さら襲ってきた喪失感

手術から6週間たちました。

病理結果も出ました。


しこりを見つけてから今まで、

すぐ目の前のハードルを

超えることばかりだったように思います。


しこり発見→生検→結果は?

がん発覚→サブタイプ結果は?

オペ式を決めないといけない

入院のための仕事や家庭の準備

保険や高額医療の申請、

手術したら痛みや回復への努力

などなど…


すぐ目の前のハードルばかりに

集中してたように思う。


オペ後の病理結果が出て、

ホッとして…

すぐ目の前のハードルはなくなった。


そしたら今まで見ていたはずの

再建したおっぱいとお腹の長ーい傷を

見て涙が出てきた…


もうおっぱいはないんだ…

お腹の傷こんなに大きいんだ…

腰の三角変なの…

醜い体だな…

女じゃなくなった気がした…

ホルモン剤で女性ホルモンを抑えてる。

体の中でも女であることを抑えてる…


どんなに着飾って、メイクして、

キレイにしても、ダメな気がして…


こんな傷だらけの体で偽物の胸の自分でも愛してくれる人がいるの?

パパは私をどう思ってるんだろう…

もともとパパにとって私は女なのかな…

母なのかもしれない…


悲しくて悲しくて涙が止まらなくなった…

ここに来てようやく、

胸がなくなったことにちゃんと

向き合って初めて喪失感が襲ってきた…


そのうちここから脱することができるの

かな…


そんな中唯一の癒しは愛犬『のすけ』わんわん


がんと発覚する2週間前に我が家に来た

のすけわんわん

たくさん癒してくれて、

本当に救われました泣くうさぎ

もちろん今も救われてますハート

ありがとうキラキラ