こんにちは。

 

里親歴14年のじゅんこです。

 

我が家は現在7人家族。

夫・私・次男。三男・双子の娘、

そして委託中の里子のいっ君。

 

いっ君はやんちゃ盛りの可愛い5歳の男の子。

 

我が家に来て4年になりました。

 

そんな彼とのリアルでゆる~い日常を    お伝えしています。

 

今回は私がモヤモヤしてしまった話です。

 

 

いっ君のサッカークラブでは

練習場所まで保護者が送って行き

終わる時間に迎絵にくる方もいますが、

 

母ちゃん大好きないっ君は

私がいないと練習に身が入りません。

 

誰かに見られていないと実力が出ないタイプなんですあせる

 

 

その間の私は、

グランドの横でボール拾いしたり

他のママとおしゃべりしたりで時間をつぶします。

 

 

毎回最後には数人ずつに分かれて試合をします。

 

 

試合を見ていると

子どもの性格がよくわかって面白いんです。

 

多くの子がボールを奪ってゴールを目指す中

いっ君はシュートが決められないように

相手コートで待ち受けるタイプ。

 

心配性のいっ君には守備が向いてる

と思いながら応援しています。

 

 

試合中に転んで泣いてしまった子がいました。

 

「大丈夫?」

 

周りの子が優しく声をかける中

 

「痛くないでしょ」

「大丈夫だよ」

 

と声をかけるS君。

 

 

それでも泣き止まないチームメイトに

 

「ちょっと痛いだけでしょ!」

「そんなの大丈夫!」

「いつまでも泣かないの」

 

S君が声をかけ続けます。

 

 

 

優しい気持ちで声をかけているのは伝わってきました。

 

でも、その言葉に違和感を持ってしまった私。

 

 

痛くて泣いている子に寄り添う言葉ではなく

痛い気持ちを否定する言い方ばかり。

 

 

いつも大人から言われているんだろうなぁ…

 

 

痛くて泣いている子が一番かけて欲しい言葉は

共感の言葉です。

 

「痛かったね」

 

その一言を使わずに痛さを否定するだけでは

相手はわかってもらえないと感じて

さらにわかってもらおうとアピールする…

 

 

S君は痛みを否定するのが正しいと学習して

優しい気持ちで声をかけてあげていました。

 

 

大人の対応を子どもはよく見ています。

 

ちゃんと共感できてる?

自分の姿を振り返る機会になりました。