こんにちは。

 

里親歴14年のじゅんこです。

 

我が家は現在7人家族。

夫・私・次男。三男・双子の娘、

そして委託中の里子のいっ君。

 

いっ君はやんちゃ盛りの可愛い5歳の男の子。

 

我が家に来て4年になりました。

 

そんな彼とのリアルでゆる~い日常を    お伝えしています。

 

図書館で借りた妖怪の本にハマっているいっ君。

 

特に図鑑が好きで何度も読んでいるうちに

たくさんの妖怪を覚えました。

 

妖怪図鑑はいつも「父ちゃん読んで」

と夫に読んでもらっています。

 

夫の読み方が独特で

怖そうな抑揚をつけて読むのがいいみたいなんです。

 

そのお陰でいくつかの妖怪の説明文を暗記してしまいました。

 

 

1人で図鑑を眺めながら

まるで読んでいるかのようにスラスラと説明文を暗誦するいっ君。

 

最近では、妖怪が出てくる物語を自作して

披露してくれるようになりました。

 

 

ある夜のこと…

1人の女性が歩いていると…

誰もいないのに足音が聞こえてきます。

なんと!そこには…

 

夫のように、

ちゃんと怖そうな抑揚をつけて話してくれます照れ

 

 

「うわー、怖ーい!」

 

その話を聞いて大げさに怖がると

とても満足そうないっ君。

 

 

それを見ていた大学生になった次女も

お話し作りに加わります。

 

 

本当にありそうなお話です」

 

から始まって

2人で順番に作った話を披露し合います。

 

いっ君は次女の話を応用して話を作っていくので

内容がどんどんレベルアップしていきます。

 

 

「今からお話し作りしてたら絶対に賢くなるね」

 

次女の意見に深く同意する私。

 

 

面白そうなので

私も怖い話作りに参戦することにしました。

 

かわいい男の子が迷子になって

きれいなお姉さんが助けてくれたと思ったら

実は悪い人で、男の子はお家に帰れなくなった

 

という内容です。

 

その話を聞きながらいっ君の顔が

段々とこわばっていきました。

 

「ダメダメ」

 

「ついて行ったらダメだよ」

 

最後に男の子が家に戻れなくなった場面では

いっ君の目から大粒の涙がポロリ泣

 

私の話が終わってからもしばらく涙が止まりません。

 

 

次女が言いました。

 

「いっ君にとっては妖怪は現実的ではないんだね」

 

「現実味があると自分に置き換えちゃって怖くなるんだね」

 

 

数日後、別バージョンの話で

自転車に乗っていた男の子が車にひかれてしまう

内容でもいっ君に大泣きされてしまいました。

 

 

それからは

 

「母ちゃんはお話ししないで」

 

と断られてしまいますあせる

 

 

ちょっと怖がらせ過ぎてしまったかな…