こんにちは。

 

里親歴13年のじゅんこです。

 

我が家は現在8人家族。

夫・私・長男・次男・三男・双子の娘、

そして委託中の里子のいっ君。

 

いっ君はやんちゃ盛りの可愛い5歳の男の子。

 

我が家に来て4年になりました。

 

そんな彼とのリアルでゆる~い日常を    お伝えしています。

 

今回は過去の委託を振り返ります。

 

コロナ渦で乳児院の受け入れの制限が厳しかったこの年は

いっ君の幼稚園の夏休み中だけで

3人の赤ちゃんを受け入れました。

 

今回はその夏に3人目に委託された赤ちゃんで

初めての新生児のお話です。

 

 

 

 

この夏、

最初に預かったのは

1ヵ月になったばかりの赤ちゃん。

 

次に3ヶ月の赤ちゃん。

 

そして、

今回お話しする初めての新生児委託の話です。

 

 

今回も乳児院の受け入れ態勢が整うまでの期間の委託で

2週間から1ヶ月程度の予定と言われていました。

 

赤ちゃんの親の仕事の都合で

乳児院入所を希望されたケースです。

 

 

保護者の仕事が理由での

受け入れは初めてだったので

 

「そんな理由で新生児を預けることがあってもいいんだ」

 

と正直なところ驚きました。

 

 

今回は日程の余裕があり

明日か明後日からの委託で調整したいという

最初の連絡がありました。

 

児童相談所に来所した際に

母から話を聞くのが可能とのこと。

直接お会いして引継ぎしたいと伝えました。

 

 

生後3週間の赤ちゃんで

母からは出生時の様子、

ミルクの時間と量、

そして便の様子の確認をしました。

 

赤ちゃんが小さいと

引き継ぐことが少なくて

驚きの速さで引継ぎが終わりました。

 

ママに直接会って話を聞き

赤ちゃんとの関わり方をみると

今までの育児の様子がよくわかります。

 

だから私はママに会える機会があれば

今まで半数以上の方にお会いしてきました。

 

 

自宅には赤ちゃん用のチャイルドシートがなく、

児相にあるものを借りたのですが

我が家の車にセットするのに手こずるという

想定外のトラブルがありました。

 

児相の職員に対応していただき

炎天下で30分以上かけて取り付けてもらい

ようやく我が家へ赤ちゃんと帰宅することができました。

 

 

夏休み中だったので、児相での引継ぎ中は

いっ君は大学生の次男と自宅でお留守番。

 

「母ちゃんおかえり」

「遅かったね」

 

と赤ちゃんにはあまり興味を示さず、

この夏3人目の赤ちゃんの受け入れで

いっ君には余裕が見られました。

 

私と2人だけだったら

いっ君は赤ちゃん返りしたかもしれませんが

実子達がいたお陰でとても助かりました。

 

 

今回の新生児ちゃんは大きめで生まれたので

体つきがしっかりしています。

 

抱っこするときに腰を痛めないように注意が必要です。

 

暑い時期でしたが腰にサポートベルトを着けて対応していました。

 

 

今回とても役立ったものがあります。

 

西松屋で生後すぐから使える「バウンサー」という

ベットのような椅子のようなものを格安で見つけて

購入しました。

 

これは買って大正解でした。

 

そこに寝かせたまま移動することもできます。

 

ミルクの後のげっぷが出きっていないときは

ずっと抱っこするのは厳しいので特に役に立ちました。

 

 

新しいベビーグッズは活用するべき!

と実感しました。

 

 

 

生後3週間でも体つきはしっかりしていて

ミルクの間隔は昼夜問わずきっちり3時間おきでした。

 

お腹がすくと大きな声で泣いて教えてくれます。

早く飲みたくて哺乳瓶の乳首を強く吸うと

吸引力が強すぎてミルクが少ししか出てきません。

 

 

今回はミルクの間隔と飲ませ方に苦戦しました。

 

哺乳瓶と乳首のサイズを変えてみましたが

ぴったり合うものに巡り合えません。

 

だから飲みたい気持ちがあっても

上手に飲めずにストレスを感じている様子でした。

 

 

一回のミルクの量が少ないと

3時間経たずにお腹が空いてしまいます。

 

日中はそれで対応できても夜は厳しいです。

 

2日目にして寝不足になってしまったので

自分が倒れないように試行錯誤しました。

 

 

結局、我が家にいた3週間は

ミルクの間隔はほぼ3時間でした。

 

 

この赤ちゃんは生後3週間での委託だったため

出産した病院の1ヵ月検診に連れて行く必要がありました。

 

検診の予約はされてたのですが

いっ君の幼稚園の都合で私が連れて行くのが難しく

 

児童相談所の担当ケースワーカーが

付き添ってくれることになりました。

 

 

朝早い時間に迎えに来て

夕方5時頃に再び我が家へ連れてきてもらいました。

 

思いがけずその間がレスパイト(一時的休息)になり

いっ君とゆっくり過ごせる時間となりました。

 

 

今回の赤ちゃんは3週間の里親委託の後

乳児院へと措置変更になりました。

 

 

この夏の3人の赤ちゃんの委託を無事に乗り切れたのは

我が子達の夏休みと重なったお陰で

多大なる協力をしてもらえたからです。

 

もし1人で

全部やらなければいけない状況だったら

気持ちに全くゆとりがなかったはずです。

 

 

いっ君と日中遊びに行ってくれたり

買い物に行く間赤ちゃんを見ていてくれたり

ちょっとした物を取ってもらえるだけでも

本当に助かりました。

 

赤ちゃんと一日中1対1だと

精神的に行き詰ってしまったかもしれません。

 

何気ない会話の中で共感してもらえる

そんな相手がいる環境がありがたかったです。

 

 

今回改めて感じたのは

子育てにはサポートしてくれる人が必要

ということ。

 

物理的なサポートだけでなく

精神的に自分を理解してくれる人がいるだけで

前向きに赤ちゃんとの時間を過ごすことができます。

 

 

1人で頑張り過ぎてはいけません。

 

自分のためだけでなく

かわいい子どものためにも

人に頼る力は必須です。

 

 

この考えが広まれば

社会的養護となる子どもは減らせるのではと

本気で思っています。

 

 

今回は家族にサポートしてもらいながら

新生児を3週間受け入れた話でした。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。