こんにちは。

 

里親歴13年のじゅんこです。

 

我が家は現在8人家族。

夫・私・長男・次男。三男・双子の娘、   そして委託中の里子のいっ君。

 

いっ君はやんちゃ盛りの可愛い5歳の男の子。

 

我が家に来て3年になりました。

 

そんな彼とのリアルでゆる~い日常を    お伝えしています。

 

今回は以前の緊急委託を振り返ります。

 

以前受け入れた1ヵ月の赤ちゃんの

委託解除の直後に

3ヶ月の赤ちゃんを受け入れた話です。

 

 

今回のケースはかなり珍しいと思います。

 

※1か月の赤ちゃんの委託の話はこちらから読めます。

 

 

 

当時乳児院でコロナの感染があり

緊急での受け入れがストップしていました。

 

通常の体制に戻ったものの

定員の都合で緊急での受け入れは1名のみ。

 

その時、乳児院へ入所を希望している

3か月の赤ちゃんの受け入れ先が決まっていませんでした。

 

 

乳児院へ入所できるまで里親さんにお願いしたい。

 

その話があった時

我が家は1ヶ月の赤ちゃんの委託中だったため

 

児童相談所は他の里親さんを

委託先に決定していました。

 

その方がすぐに受け入れができず

5日間だけお願いできないかと連絡がありました。

 

 

1ヶ月の赤ちゃんの委託が解除になった日から

3ヶ月の赤ちゃんを受け入れて欲しいとのこと。

 

ということで

 

・私が児童相談所へ1ヶ月の赤ちゃんを連れて行く

・委託解除となり赤ちゃんは乳児院へ

・そのまま3ヶ月の赤ちゃんを受け入れる

・自宅に連れて帰り委託開始

 

という流れで受け入れることになりました。

 

 

午前中までいた赤ちゃんが

突然大きくなったような

不思議な感覚に襲われながら

3ヶ月の赤ちゃんの委託が始まりました。

 

 

この時期の2ヶ月の違いは大きく

ミルクを飲むのがとっても上手!

 

げっぷもすぐに出ます。

 

ただ、体格がいいので重たい!!

 

アラフィフのおばちゃんは腰がやられないように

骨盤用のベルトを装着しておきます。

 

これがあるとないとでは大違い。

 

何事も予防が大切です。

 

 

 

この3ヶ月の赤ちゃんを受け入れて

一番気になったのは、赤ちゃんの体が硬くて

抱っこのしずらさを感じた事。

 

嫌がることはないのですが

抱っこしても体を密着させてこないので

重たい荷物を持っているように感じるのです。

 

言い方をかえると

抱っこされた経験の少なさを疑いました。

 

また、

体をあまり動かさないし

大人への反応の薄さも気になりました。

 

声をかけても表情が変わらず

ほとんど笑いません。

 

 

この赤ちゃんの乳児院入所の理由は

ママのメンタル不調でした。

 

 

5日間だけだけれど刺激が必要!

 

そう感じたので意識して

起きている時は話しかけ、体をさすったり動かします。

 

うつ伏せと寝がえりの練習もしました。

 

 

最初は顔を上げようとしないので

うつぶせになると苦しくてうなっています。

 

午前と午後に一度ずつ

つうつぶせの練習をしただけでも

5日間でかなり持ち上がるようになりました。

 

赤ちゃんの成長はスゴイと感じる瞬間です。

 

 

今回の受け入れは

最初から期間が決まっていたので

精神的にとても楽でした。

 

赤ちゃんを預かるときは

寝ているときでもずっと気が張っていて

常に緊張状態が続いている感覚があります。

 

期間がわかっていれば

ゴールを目指してペース配分できます。

 

 

以前の赤ちゃんの委託では

期間が二転三転したことがあります。

 

ゴールを教えてもらえずに

走り続けなければいけない!と感じて

精神的に辛かったことをよく覚えています。

 

 

 

次の里親さんの家に行く日

児童相談所の職員が自宅に迎えにきてくれました。

 

委託中の報告書と共に

我が家での様子を詳しく話して引き継ぎます。

 

そして、次に委託する里親さん宛に

受け入れ中の様子やミルクの量をメモしたものを

渡してもらうようにお願いしました。

 

その里親さん宅には3か月ほど委託されていました。

 

その間、

何度か連絡して赤ちゃんの様子を聞いたり

成長のエピソードを教えてもらいました。

 

 

子どもだけと生活していると

精神的に行き詰ってしまいます。

 

特に赤ちゃんとのやりとりは

大人からの一方通行になってしまうので会話に飢えています。

 

だから

気軽に話をするだけで気分転換になります。

 

 

悩んでいる時こそ会話をする機会が必要です。

ため込むんでいいことは何もありません。

 

赤ちゃんがいる時こそ、精神衛生上

大人との会話がとても大切だと実感しています。

 

 

 

今回は3ヶ月の赤ちゃんの

・同じ日に委託解除と委託開始

・次の里親委託までの短期委託

というかなりめずらしいケースの緊急委託の話でした。

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。