こんにちは。

 

里親歴13年のじゅんこです。

 

我が家は現在8人家族。

夫・私・長男・次男。三男・双子の娘、   そして委託中の里子のいっ君。

 

いっ君はやんちゃ盛りの可愛い5歳の男の子。

 

我が家に来て3年になりました。

 

そんな彼とのリアルでゆる~い日常を    お伝えしています。

 

我が家の恵方巻は私の手作りです。

理由は買うと高いから。

 

今回は

太巻き12本

細巻き8本 作りました!!

 

ご飯が炊けるまでの間に

豚汁の野菜を切って、

巻物の中身の準備と、

煮物用の大根を下茹でしておきます。

 

早めに準備を始めたのに

全てが完成するのに2時間もかかりました。

 

私は食べることは大好きですが

出来る事なら料理は簡単に済ませたい!

 

だから、2時間も台所に立っているなんて

かなり珍しい事です。

 

なにが言いたいかと言うと

 

今日私は頑張った!!

 

 

 

いっ君は朝から恵方巻を食べるのを

とっても楽しみにしていました。

 

今朝の第一声は

「今日節分?」

「のりまき食べるんだよね照れ」でした。

 

 

そして夕食の時間。

 

恵方巻を食べるときは

「恵方を向いて食べ終わるまでしゃべらない」

説明して食べ始めました。

 

いっ君は細巻きを半分に切ったのを食べます。

 

でも、

食べ終わったのに全然喋らず

何だか元気がありません。

 

あんなに楽しみにしてたのにどうした?

 

いっ君の顔をのぞき込むと顔がこわばっています。

 

そして

「あーヤダなぁ」

小さい声でつぶやいています。

 

「いっ君どうしたの?」

聞いてみました。

 

「鬼うちに来ないで欲しい…」

 

 

そういえば朝から何度も鬼が来るか聞かれました。

 

「節分だから来ると思うよ」

その度に答えていました。

 

 

なんといっ君

鬼が心配で楽しみにしていた恵方巻が

喉を通らなかったんです。

 

恵方巻を食べるということは

鬼が来る!ことに気付いたいっ君。

 

去年の夜、夫がリアルな全身鬼の衣装で

悪い子を探しに来る

という設定でやってきたのを思い出したようです。

 

あ、もちろん

疑うことを知らない素直ないっ君は

本物の鬼だと信じています。

 

 

「みんなで一列に並んで豆を投げるのはどう?」

「こうやって並んで順番に投げるのといいよ」

「そうすれば、鬼が倒せる!」

 

結局半分の細巻きだけでごちそうさまをしたいっ君。

鬼をたおす方法を家族に熱く語ります。

 

そんな作戦をたてていると

玄関から鬼が登場しました。

 

とたんに近くにいた次男にくっついて

「ヤダ!」

と言いながら豆を鬼に投げつけるいっ君。

 

その様子を動画で撮影する三男と私。

 

みんな笑いをこらえながら

本気で怖がっているいっ君の様子を観察しています。

 

そのうち鬼に追いかけられた次女が

本気で怖がって逃げ出し

影響されたいっ君もさらに怖がって…

 

カオスな状態になって豆まきは終了しました。

 

 

鬼が家からいなくなると

それまで我慢していた涙がこぼれます。

 

そして、、、

「次女が怖がるから、いっ君も怖くなったでしょ!」

 

なんと!怖かった理由を

次女のせいにして怒り始めました。

 

「そういえば、父ちゃんいなかった!」

怖かったのに周りが良く見えてました。

 

しばらく次女が怖がったことを責め続け

もしかして父ちゃんが鬼だった?

と初めて疑いを持ついっ君。

 

 

今回は怖がりながらも

ちゃんと鬼に豆を投げ続けたこと

泣きたかったのに鬼がいなくなるまで我慢したこと

 

いっ君が怒っているのをそっちのけで

家族で今回の豆まきを振り返ります。

 

「あー、楽しかった」

「いっ君去年より成長したね」

「豆の的中率すごかった!」

「来年も怖がってくれるかな?」

 

そんな話で大盛り上がり。

 

 

豆まきには帰宅が間に合わなかった

長男と長女も動画を見て話し合いに加わって

去年とおととしの動画と見比べていました。

 

 

そして、全員一致した意見は

 

「節分って超楽しいね!!

 

本気で怖がっていたいっ君には悪いけれど

我が家のNO1のイベントは節分に決定!!

 

今年はいっ君の活躍のお陰で

我が家の邪気を追い払うことができたよ。

ありがとう飛び出すハート