こんにちは。

里親歴13年のじゅんこです。

我が家は現在8人家族。
夫、私、長男、次男、三男、双子の娘、そして委託中の里子いっ君。

いっ君はやんちゃ盛りのかわいい5歳の男の子。

もうすぐ我が家に来て3年になります。

そんな彼とのリアルな日常をお伝えしています。

 

今回は里親仲間とのやりとりでの

失敗を振り返ります。

 

 

Mさんは小学生の女の子を委託中。

私が5人の実子を育てていることもあり、

何度か里子ちゃんの相談をされることがありました。

 

そんなMさんと私が同い年だとわかってからは、

お互いに親近感を持っていました。

 

 

そのときも、

寒くても上着を着ない

上着を着ていくと学校に忘れてしまう

忘れ物がい多い

落ち着きがない

などなどMさんの話が尽きません。

 

私は彼女の話の一つ一つに

「寒くても風邪ひいてないなら大丈夫」

「上着を着せなくてもいいじゃん」

などと答えていました。

 

 

そう、このときから

私の失敗は始まっていたのですあせる

 

 

私は勝手に相談されていると思ってましたが、

Mさんは相談したかったのではありませんでした。

 

 

ただ、

話を聞いて欲しかった

愚痴を聞いて欲しかった

だけだったのです。

 

 

そのとき私は全く気が付きませんでした。

「なんか会話がかみ合わない時があるなぁ」

という感覚でした。

 

 

Mさんは委託中の子に真実告知をしていませんでした。

 

真実告知とは

「私(里母)はあなたを生んでいないこと。

 生んでくれた人はいろいろな事情があって(いまは)

 あなたを育てることができないこと。

 私たちはあなたを育てることを心から望んでいること。

 あなたは私たちにとって大切な存在であること」

ー厚生労働省 子どものルーツと実親との関係ーより

 

 

Mさんは里親会に所属していましたが

それについても悩んでいました。

 

里親会に入っていることで、

子どもが里子であることに

気付いてしまうのではないかと。

 

 

 

里親会は任意の団体です。

里親の普及と、里親同士の交流が主な目的の会です。

 

 

Mさんは悩んだ末に

里親会を退会する決断をしました。

 

 

突然のMさんの決断を知り、最初は驚きました。

そして、反省しました。

心を開いて話をしてくれたのに

私は自分の意見ばかり言って

Mさんの気持ちは置き去りだったのです。

 

 

子育てに不安が大きい人に対して

私の対応は間違っていました。

 

 

自分を理解してくれる人がいない場所に

いたくないのは当然です。

 

 

 

この出来事の後、同じ失敗をしないために

コミュニケーションを学び直しました。

 

 

いやぁ~びっくりしました。

だって、自分はちゃんと話を聞いていると思っていたのに

全然聞けていなかったんです。

 

でも、きちんと学んだお陰で

実子達との関係がとても良くなっただけでなく

イライラが激減しました。

 

 

これから少しずつ、

その方法をシェアしていきたいと思っています。

 

 

今日はここまでです。