6月5日(水) 東京
DUO CONCERT 2024 EIJI meets JAN
すみだトリフォニーホール(小ホール)
開場18:00 開演18:30
谷口英治(cl),ヤン・ラングレン Jan Lundgren(p)
チケット5000円(全席自由)
お申込みは https://t.pia.jp(チケットぴあ [Pコード] 264-498)
ご来場者全員に感謝を込めて、会場にて新作グッズ「ホログラム金箔サイン入りミニクリアファイル」をプレゼントいたします。
谷口英治さんご本人のFacebookより、このデュオコンサートにかける思いを掲載いたします(以下引用です)
6月5日(水)にすみだトリフォニーホール(小ホール)で、
スウェーデンの名ピアニスト ヤン・ラングレンJan Lundgrenを迎え『EIJI meets JAN』が開催されます。
このコンサートは僕にとって特別なものであり、ぜひともたくさんの皆さんにご覧いただきたいと思っております。
僕の大好きなジャズクラリネッティストに、プッテ・ウイックマン Putte Wickman(1924ー2006)というスウェーデンのプレイヤーがいます。その最晩年の2004年、カルテットによる録音のアルバム『We Will Always Be Together』で、ひときわ異彩を放つ若きピアニストのプレイに僕は心を奪われました。
スウィングでもビバップでもない、北欧ジャズ特有の透明感のある美しいサウンド、しかし決してコンテンポラリーでなくどこか懐かしい感じのする温かいタッチ…それがヤン・ラングレンでした。
続く2005年に発表された、今度はウイックマンとヤンのデュオによるアルバム『An Intimate Salute To Frankie』は、僕にとってジャズクラリネットのバイブル的一枚です。
そしてそれがウイックマン最後の作品となりました。
一昨年秋、川崎で開催されたヤンのソロコンサートを聴きに行った際、主催者の許可を得てリハーサル時に何曲かセッションさせてもらいました。
ヤンは「ウイックマンを思い出す」と言ってとても喜んで、なんと本番のアンコールで僕をステージに引っ張り上げて三曲演奏させてくれました。
終演後、件の『An Intimate Salute ~』のジャケットにサインを求めると、ヤンはペンをもったまま少し考えてから次のようなコメントを加えてくれました。
To Eiji,
you sound fantastic.
Putte would love your playing!
(エイジ、君はすばらしい音だ。プッテはきっと君の演奏が好きだよ。)
ウイックマンに会うことはかないませんでしたが、
ヤンを通じて僕のプレイが天国に届いたような気がして心が震えました。
さあいよいよ「飛び入り」でない、正式な初共演が実現します。
地球の向こう側とこちら側でそれぞれジャズを愛して生きてきた二人(年齢二つ違い)が、
果たしてどんな世界を紡ぎだすのか、ご一緒に楽しんでいただければ幸いです。