最後が近くなると、夢の中に出てくる。
っていうけど。
しかも「片付け」ってワード。
いや、もう悪いことしか考えられんよね。
「おばー、おじーが夢に出てきた。」
「片付けないかんで。って」
一気に表情が曇るおばー。
家中どんよりした空気になっちゃったよ。
耐えれん…。
「行くよ。」
夜になったら娘誘って、カラオケ🎤へ。
「〜僕より先に死なないで…」
おい、娘なんちゅー選曲。
そっか。
連れ添って50年オーバーだけど、おじーとおばーにも、こんな頃があったんだよね。
私にとってはお父さんとお母さんだから、そんなこと考えもしなかった。
見かけは老夫婦だけど、いつも子供みたいなことして、おばーに怒られてるおじー。
おばーに「もう!いい加減にして!」って言われたいばっか笑。
よく考えたら、ふつーにラブラブカップルの、かまってちゃん、じゃんか笑。
不覚にも、カラオケボックスで、涙がボロボロこぼれて止まらない。
どうか、50年前にずっと一緒にいよう。って誓った老夫婦の願いが、いつまでも続きますように。
乾燥肌の私が何年も使ってる。