会えない、顔見れない、声聞けない。
こんなに、人の命を左右することだったなんて、
今更実感する。
コロナ禍のほんとの怖さ。
電話切って、慌てておばーに話す。
「おじーが…おじーが…。」
話しながら涙が止まらなくなる。
「『わし、いつでれますか?』って、先生に聞いてるんだって。」
さすがのおばーも一瞬にして、目が真っ赤になる。
「酸素化悪くて、危ない状態だけど。
本人、状態悪くなってるの気づいてないんだって。
ほんでも、生きようとしてる。家帰ろうとしてる。
いつも通りのおじーだよ。」
また、主治医に電話する。
「先生、病院でできる限りのことをしてください。よろしくお願いします。」
おじー、
頑張れ!!!