ここ2、3日くそ暑いと思っていたら、梅雨が明けますた。
やばいな~仕事が忙しくなっちゃうじゃん。
なんだか知らないけど、今月に入ってから暇なのよねん。
なので、毎日ジャンクいじりしてたのに・・・・(働けよ)

んで、今回はCDプレーヤー。
患者さん(ついに病院か?)はパイオニアのPD-2000LTD。
1990年制だから、我が家のCDプレーヤーの中では一番新しい。(何台あんだよ・・)
当時の定価は¥99800で3000台の限定生産だったらしい。
まだ15年しか経っていないので、レトロではない。
CDそのものがレトロではないと言えば、そのとおり。
1982年前後が1号機だったと思ったので、CDそのものの歴史も20数年の若者。
音楽を聴くとなるとレコードが当たり前だったあの頃、
プツプツパチパチいいながら、衝撃を与えないようにそろそろ歩いていたのが懐かしい。
そして、その時はいきなりやって来た。
光ディスクの登場である。
「ノイズのないクリアな音質」と「頭出しの早さ」が宣伝文句だったような。。。
確かにノイズレスではあったが、その音には何処となくデジタルっぽさがあった。
アナログレコードの暖かな音質とは別の、硬いシャリシャリした音だったと記憶する。
そう感じた私は暫くの間、アンチCD派となり、CDプレイヤーは買わなかった。
しかし時代の流れは速く、各メーカーがこぞって音質の改善に乗り出し、
結局CDの便利さには勝てず、とうとうCDプレイヤーを購入する事になる。
(なんとそのプレイヤーは現在も健在であるが、いつお亡くなりになるかはわからない)

そのプレイヤー(It's a SONY)の話はおいおいする事にして、今回はパイオニア。
ジャンクカメラA君をゲットして来たジャンク屋、もとい、リサイクルショップで発見。
発見時点で既にジャンク状態。
トレーがあっかんべーのように出っ張ったまま引っ込まない。
機体を持ち上げてみると、中からカラカラと音がする。
「こりゃ~ダメかもしれないな~」と思いつつ、「これ持って行くわ」といつものように?抱えて帰る。
家に帰って早速状態を把握するべく「電源ON!」
「おぉ!!電源は入るじゃん!で、トレーOPEN!!」
「ゴギャギャラガリゴリ!!!・・・・・・・」
「あら、やっぱぴ?しょうがないから、バラすべ。。。」
んで、バラした写真が今日の写真。
なんか変でしょ?わかります?
間違い探しみたいだけど、わかった人は、<junkman>になれる素質大。(嬉しくないっつーの)

ところで、皆さんCDの盤は大切に扱ってます?
親指と人差し指で盤面を上下に挟んだりしてません?
ダメですよ~そんな風に持っちゃ。
レコードと同じように大切に扱いましょうねん。
指紋や汚れやキズは大敵なんですよ、実は。
「んな事言っても、少しくらい汚れてたって傷があったって音飛びしないよ?」
なんて事を思っちゃってるあなた!
そりは機械がちゃーんと上手くやってくれているんですわ。
本当なら音が飛んでる筈の所を誤魔化してくれているわけ。
で、人間の耳ではわからない誤魔化しが、限度を超えるキズ等になると、明らかに「飛んだ」とわかる状態になるんだよね。
人間の耳は便利に出来ていて、この誤魔化しには気づかないのよ、普段は。
元々CD自体が「サンプリング」と言う誤魔化しを利用しているのだけれど。
(難しい専門的・技術的な話はここでは致しませんので、興味のある方はググってみてね)
なので、出来るだけキズや汚れを防ぐことにより、機械に余計な必要以上の誤魔化しをさせなくていいので、音質に有利になるというお話ですた。

それと、大事な話をひとつ。
「CDの信号面は汚さないほうがいい」というのは今書いたけれど、じゃあレーベル面はどうなのよ?って話になる。
こいつが曲者で、実は信号面よりレーベル面の方がデリケートなのよ。
信号面は少しくらいのキズがあってもなんとか読み込んでくれるけど、
レーベル面にキズを付けると、下手をすると読み取り不能になる。
どうしてかと言うと、信号面よりレーベル面のほうが信号記録層までの距離が短いからなのねん。
まして、信号面は浅い傷なら削って修復する事も可能なんだけど(レコードと同じで溝がある)、レーベル面はそれが出来ない。
だから、レーベル面も大事にしなきゃ危険なわけっす。

折角お金を出してCDを買っているのだから、少しでもいい音で聴きたいし、大切にしましょうね~