「担当の◯◯先生、今日出張が入っていたのですが
それが取りやめになって
今日はいるのですが。。。すみません予約の関係で私になりました」
診察室に入るや否や
感じの良い女医はこう話しだした
「とりあえず先日の検査の結果をお知らせしますね」
女医はこう続ける
「まず、マンモグラフィーは異常無し
大丈夫でした」
ん?マンモグラフィーは?
と思うがまずは良かった
「次に血液検査ですが
こちらも少し異常値として出てきているけれど
腫瘍マーカーは上がってないしガンとしては問題ないという結果でした」
ガンがわかった時も手術前も腫瘍マーカーはずっと上がったことはなかったんだけれど。。。。
むしろガンの手術のあと少し上がってたんだよな。。。
と思うが、心の中で留めておく
「CTですが。。。。」
と、女医が言い出しにくそうに話し出す
PC画面を観てみると
赤字で何か書かれている
あぁ。。。何?
イヤだ。。。。
と思いながら画面を観ると同時に女医が読み上げる
「左鎖骨リンパ部分が大きくなっているという結果が出ています」
ガンがあり摘出したのは右乳房
センチネルリンパ節に転移があった為に
同時に腋窩リンパ節郭清をしている
(鎖骨のリンパ節まで郭清している)
今回は健側の鎖骨リンパ節が大きくなっているという結果が出た
そういえば。。。。
検査の2日前に首にぐりぐりを見つけていた
一週間ほど経ち数日前にほぼ分からなくなっていた
そのことを伝えると
ぐりぐりの場所はちょうど鎖骨リンパに影響のある部分だと言う
「ぐりぐりは無くなっているけれど
心配なら再度CTの検査を入れますか?」
女医はそう言うが
担当医の言葉を思い出す
───再発の乳がんに関しては
今見つけて治療を始めても
半年後に見つけて治療を始めても
予後に差はない
CTを撮る事による被爆を考えたり料金の事を考えると
できるだけコスパ良く検査をしたら良いと思う───
このことを今日の女医に伝えると
頷いている
「もしぐりぐりがまた出て来た場合
かかりつけの耳鼻科にかかって
その結果次第でこちらに来るでもいいですか?」
というと
それでも良いと思うと女医は言う
3ヶ月後に担当医に予約を入れておくから
その時にまた話してみて
とりあえず
鎖骨リンパ節の腫れは気になるけれど
明確なガンの転移や再発は確認出来ないので
一応3年目クリアという感じですね
という事で今日の診察は終わった
虫刺されも左側の背中だったし
コロナにも罹患した
左鎖骨リンパ節の腫れはそれだったのだろうか
でも。。。
乳がんがわかる前
首にぐりぐりが何度か出ていて
あの時もなんとも無いような気がするけれど
でも心配だから何かあったらいつでも来てねと
かかりつけの耳鼻科の先生に言われていた事を思い出す
そして
あんなに高熱を出したあとだったのに
白血球が下がっている
乳がん3年後の検査結果はクリアしたものの
手放しでは喜べない
なんともいえないモヤモヤする結果に終わった
ヨロヨロと4年生に上がった。。。のか?