葬儀へ行ってきた
会場が家から近いので徒歩でゆっくりと向かう
あんな事がなければ
おそらく葬儀にも行かなかった
愛鳥を亡くした悲しみの中
まさかの出来事に
流石に心が壊れるかと思った
亡くなった人をみるのは
54年生きているとまぁまぁある
だけれどそれは
綺麗に整えられた状態でというか
白い布団に寝かされていたり
棺に収められていたり
こちらも対面する時は
なんとなく心の準備が出来ている
今回は
当たり前だけれど
心の準備なんかどこにもなかった
けれども
諸々の事をやるしかなかった
いや、やるべきことをしただけだった
それにしても
こんな風に他人様のご遺体と(ある意味知人ではあるが。。。)向き合う事になるとは
葬儀の間
あの日の事を思い浮かべていた
そして
やはり胸にくるものはあったが
葬儀に行くことで
自分の中で区切りをつけたかったというか
終わらせたかった
数日前にあんな状況があったばかりなのに
だいぶ取り戻す事が出来ている
そんな自分の強さが恨めしい
崩れてしまった方が
もしかしたらどれだけ楽かもしれないのに。。。
とぼんやり思うが
これが自分なのだ
仕事へいき
LIVEへ行き
美容室へ行く
そんな日常が自分を取り戻してくれている
あの日の翌日は流石に休みをもらったが
意外と持ち直している
自分というものが本当にこわいくらいだ
冷めているというか
現実を受け入れるというか
終わった事を過去に流すのが得意なのかもしれない
今回の事でまた強さが増した気がするが
正直
このブログに書くことで
かなり頭の中が整理されている
全ての事は繋がっている
美容室へ行き
髪の毛を切って貰い
スッキリした
なんとなくバナナ焼きが食べたくなって
お店に電話をしたら
「だるまや」さん

母親が子供の頃からの老舗のおやきやさん
お店の場所が変わったのと
予約しないと買えなくなったので
面倒くさくてしばらく行っていなかったけれど
3月に従姉妹が来てくれた時に
想い出の味が食べたい。
と久しぶりに買いに行った
母親が「10本欲しい」と言い出したのを
いつでも買いに行ってあげるから
6本にして(一人2本ずつで6本)と止めたのが懐かしい
美容室がバナナ焼きのお店と近いので
ふと思い出して
良かった
祖父母も好きだったバナナ焼き