角栄さんに咳を浴びせられる | pinocoのブログ

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巨大子宮筋腫、乳がんetc·····
何があっても自分らしく生きる七転び八起きの精神でユーモアを忘れず生きています。

お薬をもらいに

病院に隣接する薬局へ寄った



あの田中角栄さんの話し方をする

薬剤師がいる



その薬剤師の事を書いた記事はこちら

↓↓↓


https://ameblo.jp/junkiyoshiro/entry-12876360056.html





少し待って

角栄さんに呼ばれる


相変わらず何を言っているかわからないが


患者は他にいなかったので

自分を呼んでいるのだろう




角栄さんは

いつもの様に

お薬の数を言いながら

次々と手渡してくれる

(種類が多いので、次々と。。。なのだ)


因みに

お薬の数の説明はいらないのにな。。。と思う

何日分で良いのに、

何錠出しました


という


薬剤師同士ならそれで良いが

患者に何錠と言っても。。。意味はないと思うのは

自分が至らないからかもしれない



何を言っているかわからないのは

いつものことなのでもういい


お薬の数を

何日分と言わないで数で言ってくるのも

大きく譲ってそれもいい



今日、ものすごく気になったのは

角栄さんの咳だ


咳をしている時のエチケットとして

マスクをしてなるべく話さないようにする


要するに撒き散らさないようにするのだ




角栄さんは

一応マスクはしている


お薬の数の説明をするたびに咳き込む

咳き込むから、意味のない数をいうのはやめたら良いのに


と思うが、咳をしながらも

お薬の数を教えてくれる



咳が出る時に声を出すと更に咳が出る


咳が出るから大きな声を出さなければ良いのに

ものすごく頑張って声を出す


元々滑舌が悪く

何を言っているかわからない方だが

咳き込むから余計わからない


わからないけれど


角栄さんの言葉が切れたタイミングで


はい


と返事をする



また咳をしながら

お薬の数を教えてくれる


教えてくれるが

何を言っているかわからない


わからないけれど

また言葉が切れたタイミングで


はい


と返事をする



この繰り返しで

途中で可笑しくなってきて

笑いそうになったが

グッと堪えた




もう良いですよ




と言いたかったが


この角栄さんにはお薬の数を患者に教えるという

使命があるのだ


使命をしっかりと果たしていただこう



いや。。。

きっとこの〇〇マジメな角栄さんには伝わらない



ああだこうだいうより

はい

はい

と餅つきの手水の様に

返事を返した方が早く済む






何を言っているかわからないけれど

この演説が終わるまで角栄さんに合わせよう



それより気になるのが咳だった


あまりにもゲホゲホしているので

パーテーションがあるか確認してしまった


パーテーションが一部だけあったので

パーテーションがある側にそっと寄ってみたが

あまり意味はないだろう




病院へ行って

周りの患者さんから風邪をもらわないようにとは思っていたが


まさかの薬局で

こんなに咳を浴びせられるとは思ってもいなかった



角栄さんの演説が終わって



入り口に置いてある

消毒液をシュッと手に揉み込んで静かに薬局を出た


そんな自分の背中に

角栄さんの


お大事にしてください

(おそらくこう言っただろう)



の声が届き


なんか。。。。一気に疲れてしまった



会うと元気になる人とそうでない人がいるが



この角栄さんは

ちょっと疲れてしまう人かもしれない