幸いの大きさ | pinocoのブログ

pinocoのブログ

巨大子宮筋腫、乳がんetc·····
何があっても自分らしく生きる七転び八起きの精神でユーモアを忘れず生きています。

形成外科のルー大柴風の教授の診察は


まずは治療中の傷口の肥厚性瘢痕の様子をみてくれる


前回出してくれたステロイドの貼り薬が効いている様だ

自分は毎日見ているので変化がよくわからないが


ずいぶん良くなっているね、と言ってくれる


更に

ケロイド体質だから仕方ないけれど

乳房の再建手術ができる来年夏にはもう少し綺麗になっているはずと言ってくれた



再建の方法については

今までインプラントを希望していたが、ルー教授は自分の胸筋が薄い事を気にしている



この肥厚性瘢痕になっている傷口の事もあるのだろう



インプラントより自家組織の再建の方が良いかもね、という事を言い出した



確かに異物を身体に入れる事には抵抗はあるが


自家組織の再建だとまた身体を新たに傷をつける事になる



乳房再建には下腹部か、後背筋を使うのだが

下腹部にも手術の跡があり、使えるかどうかは調べなければいけない




ルー教授が

『幸い、もう片方の胸も.......』

といって言葉がふと止まった


何だろうと思っていると


『まぁ......普通の大きさだから、後背筋でもできそう』


と言った(『小さい』という言葉を飲み込んだな笑い泣き)



自分は痩せているので、背中がえぐれてしまわないかと聞いたら

えぐれる程ではないという


『お腹は美容形成でやるのと同じで

出ている人は凹んでちょうど良いんだけれど』


と言うのでルー医師と一緒に笑った


ルー医師の話しは止まらない

胸が大きい人の話しをするよ、と言い出し


『再建手術をしたあと

揃える為に健側の乳房を小さくする手術をしたりもするんだよね

大きい人の話しだよ』

(いや、わかってるって(笑))笑い泣き


やせぎすなのはわかっている

夏までにどうにかもう少しからだ全体の筋肉をつけたい







形成外科のルー教授と話すと楽しいし

とても前向きな気持ちになる


病気で失くした身体の一部を作ってくれるのだ

そういう気持ちになるのは当たり前かもしれないが

彼の人柄もあるだろう

本当に明るい気持ちになる


ただ、再発転移がない場合、といつも釘を刺されるのだが

今日はそれは一言も言わず


『ガンの治療はホルモン療法だけなの~?』と

その確認をしただけだった


いや、そういえば

再建手術のあとに、ガンの再発転移があった場合どうだかこうたらといっていたが、専門用語が出てきた辺りで内容がわからなくなったが


それは今考えなくて良いや、と思ったので聞き返さなかったのだった


ただ、乳がんの手術のあとしばらくは再発転移の話を必ずしていたのに、今回それを通り越して、再建手術の具体的な話しが出てきたなと

ぼんやり思っていた




さて、このまま休んでしまいたいが

もう有給休暇もないし仕事へいくか



クリスマスツリーのサンタクロース