術後100日
ホルモン療法66日目
ちょうど一週間前から
新たな業務をやっている
自分にとって初めての事だらけだけれど
わからない事は聞く
調べる
やる
やったことは覚えて次に繋げる
と、当たり前の事をやっているが
そのやる内容の規模が大きいのと
その仕事の基盤がないので
そこも同時に自分の中で作り上げている
そんなこんなの途中でまた別の仕事を頼まれる
それもまた教えてもらいやりながら覚える
自分がガン患者だということを忘れさせてくれるモノを与えてくれているかの様だし
そもそもその基盤の勉強をしたいと思っていたので同時進行はキツいがありがたい
以前の仕事で外国のお客様と話す機会が多く
正しい英会話は出来ないが
話しは通じていたのを思い出す
勤務中に走り書きしたメモは夜にまとめ
細胞たちに定着させる
平和の象徴ジャイアンニワトリは
余計な仕事はやりたくないが
そんな自分の様子が気に入らない
何をやっているかを子分を使って探り
自分が部屋にいても聞こえるように悪口をいう
その姿は本当に下品で醜い
やはり自分はそこに交わる事はないなと
改めて思う
正直違う世界にいる様に見える
そもそも
そこに構っている場合ではない
頭をフルに使っていると
ものすごいエネルギーを消費している
ずっと座っているのに
油断すると痩せていく
身体がしんどいのは
アロマターゼ阻害薬のせいもあるだろう
こんなことを言っては誤解を招くかもしれないが
ガンになって
死の確率は高くなった
5年後、10年後の生存率の数字の大きい方に入れるとは限らない
生きているモノ皆に言えるが
当たり前に明日が来るとは限らない
今を生きる事が大切だと
強く思う
昨夜も目を瞑った瞬間夢の世界へ入り
目覚めたら4時半
今日も美味しいリンゴ様御一行
最近、自分にべったりな愛鳥
そんな事をぐるぐると考える出勤のバスの中
穏やかな一日を