2016/8/11 子宮全摘術後の闘い㉟―絵画と楽器の練習の音 | pinocoのブログ

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2015年巨大子宮筋腫のために

子宮全摘術後を行ったその後の記録です

 

 

 

 

2016年8月11日に書いたモノです

 

 

 

 




2016年8月11日(木)──旭川での入院10日目

今日は『山の日』という祝日らしい


札幌の病院と違って、ここは休みの日はまるで誰もここに居ないんじゃないかと思うくらい静けさが広がる


朝、
いつものリハビリの先生がやってきて、一日が始まった

「昨日の腕の付け根の痛みのことがあるから、今日は腕のストレッチをしてから歩く練習をしよう」

と、廊下でリハビリをする

いつものたわいない話をしながらのリハビリが終わる




午後、編み物検定の勉強もそこそこに、気になっていた病院探検を始める

ここの病院もいたるところに絵画が飾ってある


病院をみて歩いたらその辺の美術館へ行くより作品の数は多いかもしれない



一階フロアへ降り、廊下壁の絵画を眺めていると、どこからかトランペットのような音がする


壁の絵画よりそのトランペットの音が気になり音のする方へ車椅子を漕いでいく


トランペットのような音は時々音が途切れる

どうやら誰かが練習しているようだ


音のする方へどんどん進んでいく

一階の一番奥にピアノがある部屋があったはずだからきっとそこじゃないかと思いながら進んでいく


ここだ


音の出所を探り当てた




奥から少し手前のいつものリハビリ室だった


今日は祝日だから、リハビリ室は開いていないはずなのに・・・

と、ドアのガラス張りになっている細い部分から中を覗くと、ひとりの見たことがある先生がトランペットのような楽器を吹いていた


意外な出来事に、扉のところから覗いたままじーっと練習を見入ってしまった










楽器の練習をしている病院っていうのも面白いな・・・と思い、また絵画を見て回る


自分が入っているところ以外の病棟にもいってみるが、どこも静かすぎて気が引けたので、二階と四階だけであとはいくのをやめた

病院の中でも一番好きだったのは、病棟一階のエレベーターホールの窓ガラスのところのステンドグラスの作品







病院を一通り見終わったら部屋に戻る


部屋から見える景色が一番綺麗かもしれないと病室から空を見上げる