2016/6/10 子宮全摘術後の闘い②─半年目 2── | pinocoのブログ

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2015年巨大子宮筋腫のために

子宮全摘術後を行ったその後の記録です

 

 

 

 

2016年6月10日に書いたモノです

 

 

 






先日の馬鹿みたいな頭痛は嘘みたいによくなったが、今日も朝起きたときから足腰がジンジン痺れるような痛さを感じる
太もも内側表面の感覚のなさと、痛さ、しびれが混合するなんとも言えない複雑な違和感だ


歩けなくはない
歩き方は痛みで変だが、痛くないフリをすれば周りはわからないだろう



だがしかし、それは結局痛みを増幅させるだけのことだとこの半年で実感していることなので、職場には顔を出し、約束していたことだけしてくることにした


今の職場に正式に入ったのは今年の3月

数年前からソーイングスクールの講師の傍ら、ダブルワークをしていた職場である

術後、松葉杖をついていた今年の1月に呼び出され、まだまだ体も満足ではないが、是非来てほしいといわれて入った児童デイサービスの職場だ


この仕事は体力仕事である
最初は周りも気を使ってくれるが、忙しい現場ではなかなかそうもいかない

それでも何とか自分の痛みを薬でごまかしたり会社側も自分の体調にあいそうな子供たちの施設に配置換えしてくれたことは感謝する


しかし今日、こんな言葉をいわれた

「五体満足だということを聞いてこちらは雇っているんですから」

「手術の後遺症なら身体障害者の手続きとかしたら・・・」


開いた口がふさがらなかった

何も言えなかった

正直この言葉を聞いてその場ではぽかんとした


自分たち(会社)を守るためにこんなに言うことが変わるんだとびっくりした

目の前のこの人は

自分が去年の11月に手術したことも、その後松葉杖をついていたことも知っている


職場を離れ一人になり運転しているうちに涙がどんどん出てきた





何はともあれ下肢の痛みと痺れをどうにかしたくてとりあえず病院にいこうと思い、先日行ったペインクリニックに連絡をした

先生の診察は来週の月曜日じゃないと受けられないとのことであった

ペインクリニックって痛みを止めてくれる病院じゃないんだろうか、痛みはいつ酷くなるかわからないじゃないか
しかし、痛いときいつでもかかれるわけではなかった
最初にかかった先生がでている時じゃないと診察してくれないそうだ


そういう決まりなら仕方ない


旭川のもうひとつのペインクリニックに行くことにした


昼ちょっと前にいったためか、電話確認をしてかかったのに、受付の子の表情はものすごく険しかった
笑顔なんてどこにもない

表情だけではない、話し方もものすごく世話しない感じの子で、「まぁ、落ち着きなさいよ」と心の中で彼女に声をかけた


住所と電話番号を書いてと差し出された小さな紙切れを彼女は荷物をまとめている自分の左側に置いたり、右側に置き直したり、まぁ、落ち着かない受付嬢だなとちょっと可笑しくなった


受付と同時に、何かの配達の業者さんが来て、彼女は狭い受付をばたばた走ってレジからお金を取り出していた
こんな狭い場所で走っても走らなくても一緒だとおもうが・・・と、さらに可笑しくなった


受付の子がこんな感じだと、緊急の患者さんがきたらどんなことになるのだろうと思うと可笑しくてたまらなくなっていた



問診表も書き終えたので彼女に出し、トイレに行こうとしたら叫び声ともとらえられる「ええ?あのペインクリニックにかかってるんだ!!!」と、いう声が聞こえてきた



「何かまずいことが有りますか?」

と聞くと、


「いえ、カルテを取り寄せなきゃいけないんです」

と、彼女は眉間にシワをよせ、険しい顔でそういう


彼女のその様子が滑稽なのといっぱいいっぱいな様子がちょっとかわいそうになってきて、診察が午後になっても良いことを伝えてトイレに入った



無事(笑)午前中の診察に入ることが出来た

診察室に呼ばれた

しかし放送でよばれたのだが、どこに入ったらいいのやら、さっぱりわからない
あのせかせか険しい顔の受付嬢は一人の患者の対応で精一杯になっているから聞けない


困ったぞと思いながら、それらしい部屋のカーテンを開けて入ってみた




診察が終わったが

だめだこりゃの一言だった



巨大筋腫からの神経の圧迫による痛みをどうにかしてくださいとの訴えに、そこのクリニックでは、なんとレントゲンをとっただけである
骨の明らかな異常は無いことは百も承知である

圧迫された神経のことをあんなに伝えた結果、レントゲンで骨が異常無いので大丈夫です。との診断がくだされた


痛みはブロック注射を打ちますか?との問いに、申し訳ないが、この医師の信頼性はゼロだったのと、手術の時の硬膜外麻酔で足が一時ぶらぶらになった嫌悪感、さらに以前ぎっくり腰になったときに打ったブロック注射はぎっくり腰の痛みより痛く、その上注射が切れたらまた痛み出しだした苦い思い出を告げ、ブロック注射は避けることが出来た


腰にパットをあて、電気治療を10分した


そのレベルだった


だめだこりゃというしかない


因みに飲み薬を出してくれたが、スリノフェンで良いですか?と聞くと、医師は「あ、それ飲んでも言いよ」と言ったので、処方箋はもらったが薬はもらわなかった





旭川ではもうだめだ
手術をしてくれた札幌の国立病院に電話をし

来週また外来へ行き、手術をしてくれた先生と話しをしてくることにした

電話をかけた婦人科外来のいつもの看護師に今日のことをいうと、「五体満足だとおもった」といってのけた職場に対しての怒りを表現してくれた
旭川と札幌をそこで比べるものではないが、以前のブログでも詳しくのせた旭川Ǹ病院ではいきなり、「切るの切らないの?」と言ってみたり、そのとき足が動かなくなってかかった個人の整形の先生(病院の名前すら忘れた)に、「癌が脊椎に転移してる」って言われたことに関しても話にならない医師の意識レベルだと思う


旭川の病院がだめだこりゃと思うのもいたしかたあるまい