癒しを求め、リトリート専用のホテルに来た僕と彼女の話。

リトリート戦記、続きです。

リトリート施設専用というだけあり、霧深い森の中に建てられたホテルでした。

そこでは自家製ハーブを育てたり野菜を育てており、その食材を料理に使うという徹底ぶり。

海外から来られる客が多いらしく、スタッフも半分は外国のかた、特にアジア系の方が多かったです。日本語もすごく上手。

霧が深い山々を見ながら、自家製ハーブや野菜で作られた食事、自家製のビネガー、自家製のアイスを食す。細やかなスタッフの気配り。申し分ない環境なんです。

でも、なんですよ。

もともと、僕も彼女も食事にこだわりを持っているタイプではなく、美味けりゃなんでも良いタイプ。だからなのか、リトリート的な食事がまぁハッキリ申し上げると合わないんです。

オーガニックってあまり美味しいものじゃない。健康には良いけど美味しいかって聞かれたら首を縦には振れない。

横なら振る((-ω-｡)(｡-ω-))ﾌﾙﾌﾙ

ハッキリ書け？ああ、ハッキリ書くさ。ハッキリ書くと

不味い料理がじゃんじゃん出てきて、彼女と

＿|￣|○､;'.･ｵｪｪｪｪｪ

なりながら食べて

量は半端ねえし、でも食べなきゃ失礼だし、でもでも

げ、

激マズ〜

僕、部屋に戻ってもどしました。

＿|￣|○､;'.･ｵｪｪｪｪｪ

って。

ほんっと申し訳ございません。でも上質な素材を胃が受け付けなかったんです。

ああ、ご飯とメザシが食いてえ。梅干しが恋しい、夜のおやつにポテチ食べたい。

こんな貧乏な胃の持ち主たちにオーガニックなんて合うわけもなく。生のハーブティーなんて歯磨き粉を薄めた味にしか感じなかった。

本来なら宣伝したいくらい良いホテルなのに、写真載せられない。万が一見られたら失礼だし、何よりシェフはアメリカで★3ミシェランを獲得する人ですから、食材にとてもこだわりのある方です。

どう考えても僕らが悪い。

僕らの胃が悪いわけです。

ここ1年は毎日忙しく、自炊せず宅配やジャンクフードばかりだったからですね。だから急な健康食材を胃が受け付けなかったんだと思う。

皆さんもリトリートする時はリトリートな胃袋にして参戦しましょう。

リトリートを舐めんじゃねえ。自分

リトリート戦記II