和歌山が誇れる場所や風景や名産品、

溢れるほどあると思いますが

先日
また感動した場所がございます。


高野山の玄関でもある
JR高野口駅前にございます

「葛城館」かつらぎかん
です。

元旅館である建物を今もそのまま残しております。
100年以上前に建てられていて有形文化財となっています。

ジブリ好きなわたしには
「千と千尋の神隠し」に出てくる
「油屋」じゃん!!と興奮したりして...




今は旅館を経営されてた家族の方の
お住まいになっておりますが、行事などで解放されることもあります。


先週、和歌山放送ラジオ
「しそまるの全開!金曜日!」
にてリポートさせていただいたのは

☆高野口にぎわいフェスタ☆

というイベントについて。

それは、この葛城館からスタートし
高野口の色々な箇所でイベントが同時開催され、
どこか懐かしい町並みをぶらっとしながら

「見て・聴いて・触れて・体験して・味わって楽しむ」

というステキなフェスティバルでした。


高野口といえばパイル織物がさかんです。

そのパイル生地を使って
デザイナーを夢見る服飾学校の生徒たちが
沢山の作品を創り展示したり
手作りアートに雑貨が並んだり。

葛城館がギャラリーとなるわけです。


玄関はすごい広さ。

右のお花はお住まいの方が生けていますよ。素敵な方でした。


奥の棚には
お膳や壺、常連客のお名前の木札が今も並んでいました。

なんだかタイムスリップしたような不思議な気持ちになりますね。


そしてこの真ん中の
わりと急に見える階段を登ると
2階に行くのです...


2階はこうです。

沢山の客間がございます。
右上に並ぶのはやはり当時の常連客の名札。

火消し屋のお客様がとても多かったと。

絵柄がどれも
むかしの火消し屋が屋根の上で掲げる
「まとい」のデザインになっています!


さぁ、ここから3階へ登る階段
これまた、急でした。
なんだかからくり屋敷のようでワクワクでしたが。

ぎしぎし...
さやかさんの体重には耐え兼ねるわ!
という文化財さんの悲鳴が聞こえました。





3階にも沢山の客間が。
窓際に長い廊下がありそこから高野口駅をみた様子です。

立派な建物の圧倒的な迫力と
木造という繊細さも感じて不思議な魅力でした。


こちらの葛城館もですが
日本最大級の木造小学校
「高野口小学校」
もすごい!!

びっくりした...
平屋で木造。なんと立派なんだろう。



廊下、ながっ!!

高野口に訪れてむかしのままの町並みに触れ、ほっこりというか...

なんだか感動しました。

和歌山にはまだまだ知らない
ステキなところがあるんですね。


高野口へ、また行こう😁


さやか