♪ズンズンチャカチャカチャカ…

(メガネの男が1人、羽織袴で高座へ登場)

JK!JK!イケてるジェイ!! …
(これはもちろん、タイガータイガーじれっタイガー!のパクリ)


…え~本日もいっぱいのお運び、ありがとうございます。
今宵は皆様に私JKの愚痴を聞いてもらいたいのでございます。
「うわ~こいつの器、おちょこやな~」
と、さげすまれるのは覚悟の上。
どうしても主張したいことがあるのでございます。

つい先日、大学時代の友人がめでたく結婚するということで、私JKは東京から大阪へはるばる行って参りました。
仕事をやりくりして、式の前日に最終の新幹線で大阪入り→当日は朝イチのバスで神戸の山奥の結婚式場へ。そして翌日は始発の新幹線で東京へとんぼ返りという、強行軍でした。

いや別にそれはいいんですよ。
それでも祝ってあげたい!と思うのが友人の結婚ってやつなわけで。

さて、その結婚式なんですが、最近は私JKが「結婚新聞」なるものをつくって式場で配るってのが慣例となっていまして。
2人の出会いと紆余曲折、そして涙のプロポーズ…
行くとこまでイッちゃってるバカップルのバカバカしくもほほえましいエピソード満載の新聞は、いつもご両家の親族、関係者の皆様から絶賛の嵐を頂いてきました。

しかし今回は、私JKが転勤でバタバタしとるなど諸般の事情もありまして、辞退させてもらおうと思ってたんです。そしたら昨年末の別の友人の結婚式で、現役アメフト選手で冬でも胸元全開フォー!の新郎が、私JKの夏でも色白ニャー!の胸元を締め上げて、「なぁ頼むわ…」ってささやくもんですから、「はい喜んで…」って思わず小便ちびっちゃったんです。

いや別にそれはいいんですyo!
桜よりMっ気満開の私JK的にはちょっと気持ち良かったもんですから。

てなわけで、2月に1か月間、沖縄へ出張していた私JKはそのバカップルに話を聞くために、貴重な休みを利用して大阪へ帰ったんです。飛行機代はバカにはなってくれんのですが、やっぱり電話よりも直接会って話を聞かないと、おもろいエピソードってのは堀り出せんもんで。新婦とは初対面だったんですが、晩飯を食べながらガッツリ2時間、目の前のチーズフライよりとぅーまっちカロリ~なのろけ話を耳栓しながら聞きました。
「なんかこいつや!って思ってん」
「アタシも~」
「こんなにピタッとくる子、もう出会われへんと思ってん」
「アタシも~」
「もう~お前、俺のまねすんなよ~」
「アタシも~」

いや別にそれはいいんですyo!!
僕に彼女がおらんのは2人のせいではないんで。

で、それから仕事の合間をぬって、というか、充実の沖縄ナイトの合間をぬって新聞の原稿を書き、友人の助けなども借りてなんとか完成!したと思ったら、直前で過激な内容に関して新婦からクレームがつき、「そら2人に喜んでもらうのが一番なんやから」と、僕も泣く泣くおもしろ原稿を改訂。それでも気を取り直し、当日は200枚のカラーコピーを携えて意気揚々と式場へ乗り込んだんです。

なのになのに…涙が出ちゃう。
会場にたどり着いたら、はと胸フォー!の新郎が
「ゴメン。M(新婦)がやっぱ親戚とかに見られたくないから、配るんは2次会にしてや」って言うんだもん。
さすがのジェントルJKも怒り心頭!
日本国憲法にも明記されている「言論の自由」ってのをバックに言い返してやりましたよ!
「きょうはホンマおめでとう。ほな2次会で配らしてもらうわ…」

いや別にそれはいいんですyo!
その日は2人が主役。王様の言うことは絶対!なんですから。

で、そんな納得いかない僕の気持ちなんて当然無視されたまま、式は開幕。
私JKは大学時代の友人と余興までやりまして、そっちの方は大成功。ホッとしながら席で食事していますと、お色直しを終えた新婚カップルが消灯した会場に再登場。暗闇の中、ひとつひとつのテーブルにキャンドルをつけて周り始めました。

新郎親族のテーブル、新婦親族のテーブル、続けて僕たち大学時代の友人のテーブルへ。
「オメデトー!」
パンパンパンとクラッカーが鳴り響く。

そして、アメフト仲間が集まるテーブルへ…。

ん?と僕は思わず目をこすった。

あの肌色はなんぞや?

キ、キ、キャ~!!!
江頭の2時50分さ~ん!!

サンキューベリーマッチョな男(推定185センチ100キロ)が全裸でテーブルの上に仰向けになってるじゃありませんか!

ニャ~!!
しかもその股間にはキャンドルが誇らしげに東京タワーしてるんです!!!

え!?これはアカンやろ!って思ったら、

今度はニョ~
笑顔の新婚カップルが、のついたキャンドルをマッチョ男の乳首に引っ付ける新手のサービスまで繰り出してるやんか!

待って待って。
なんかおかしいって。
橋元弁護士、ちょっとこっち来て。

♪せ~の
ライター!!

こらこらこら!
俺の新聞、発行禁止にする前に、そいつつまみ出せよ!
っていうか、そいつがアリなら、俺の新聞なんか大アリやろ!!
責任者呼んでこ~い!

いや別にそれはいいんですyo!
そのマッチョ野郎も、多分無理やりやらされてたわけで。
股間部分に両手でキャンドル支えてたけど、スキンヘッドの怖そな先輩に「お前、そのままバンザイせえ!」って脅されてたもんね。

でもやっぱ納得いかんから、「こらアカン。ちょっと頭冷やしてこよ」と思ってトイレ行ったら、さっきのマッチョが泣きそうな顔で胸についたロウをゴシゴシ拭いてたんです。
当然のように全裸。
で、好奇心の塊と化した私JKがそいつの股間を覗き込んだら

キャ~!
可愛い~

「人は見かけによらない」とはよく申しまして、外見ではなく中身でその人を判断しなさいという非常にごもっともなお言葉なんですが、この場合はまさにそれ。
カロリー過多な筋肉からは想像がつかないほどチーコJAPANなチ○コがついてるじゃぁあ~りませんか!!
同じ選ばれし勇者としてガッチリと握手を交わす私JKとマッチョ男。
戦友と化した2人はここぞとばかりに
「ええもんな~。男は倍率で勝負やもんな~」
って愚痴りましたとさ。

お後がよろしいようで…

(メガネ男はそそくさと退席)

♪ズンズンチャカチャカチャカ…チャン


2006/