一眼レフのレンズには、大抵MTF曲線のグラフが性能として公開されてます。
しかし、コンパクトデジカメではほとんど公開されていません。
幸いながらGX100では、カタログにMTF曲線のグラフが公開されております。
余程自信がなければ公開されないものと推察されます。
一眼レフレンズとコンパクトデジカメでの比較は、容易では有りません。
理由は、結像する先の撮像素子の大きさが先ず違います。一眼レフのレンズでコンパクトデジカメの例えば、1/1.8型のCCDに結像させても恐らくぼやけた画像になるでしょう。
コンパクトデジカメの1/1.8型のCCDは、対角長が9mmほどしか有りませんが、APS-Cサイズだと31mmであり1/3対角長しか有りません。そこに結像させるには、一眼レフの3倍の性能を持って初めて同じ性能な訳です。
なので、測定周波数が、コンパクトデジカメでは、3倍の周波数で同程度と思ってグラフを見ないといけない事が分かります。
そこで、前回書いたMTF曲線のグラフですが、キヤノンのレンズは、フルサイズ用で対角約44mmまで測定されてます。
EF-Sレンズで有れば、デジタル専用と言うことも有り、対角26mmまでのグラフとなっています。
GX100では、対角9.2mmまでのグラフです。
キヤノンレンズhttp://cweb.canon.jp/ef/lineup/ef_s/ef_s10_22_f35_45/index.html の場合、周波数30本×対角長26mm=780本です。
一方、GX100のレンズの場合、周波数150本×対角長9.2mm=1380本で測定されている訳です。
この様にしてグラフを比較するとレンズ性能の比較が出来ると思われます。
GX100の青線と赤線の間=100本換算で考えると100×9.2=920本で、キヤノンレンズ30本の780本と比較出来ると思います。
これでも、GX100の方が、高周波数での測定になってしまいますが、周辺の数値を比較すると、キヤノンが15%で、GX100が35%くらいなので中心部は、キヤノンがまさっておりますが、周辺部では、GX100の方がまさっております。
低周波数での比較として、キヤノンの10本の線のグラフでは、対角260本に対して、GX100の赤ラインは、対角460本で測定されています。しかし周辺部は、キヤノン50%を切っていますが、GX100は、57%くらい有ります。
四隅まで、きちんと解像した画像をGX100では得ることが出来そうです。IXYのいくつかの機種では、四隅が完全に流れていて使えないなと思う物も有りました。もちろんそんな機種は、どう頑張っても私は買いませんが。
1000万画素の機種(GX100を含む)は、横ピクセル数が、3648で、どう頑張っても縦線で1824本の線を描く事が最高です。恐らく、見れる画像には成らないでしょう。どの道ローパスフィルターのせいで、そこまで解像した画像を得ることは出来ませんが。
ちなみに、フォーサーズシステムのレンズは、対角約21mmです。測定されている周波数は、CCDが小さい分20本で対角420本で測定されています。高周波数では、60本で対角1260本となります。
MTF曲線のグラフを色々眺めて、どのレンズが優秀か色々検討して今後の一眼レフの本体をどれにするか思案中です。
*istDもS2ProもCCDのドット欠けが生じたりゴミ付着が起きたりして居て、使う気にならなくなっています。オリンパスは、完璧とも言えるゴミ処理、CCDのドット欠け対策もされて居るので、心は、フォーサーズのE-510に傾いてます。
手持ちのレンズや本体を全部売り払って、E-510。そんな気持ちが沸いて来てる今日この頃です。