アメリカナマズ大会。 | レベロクのさてどうする?裏面…

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毎年恒例になりつつある、奈良県・布目湖でのアメリカナマズ釣り大会が終了しました。




ワタクシが所属する、奈良県釣りインストラクター連絡機構を含め、地元漁協、ダム管などと協力して開かれる釣り大会。

ご存知、アメリカナマズは指定外来魚で本来国内で繁殖することは良くないこととされています。
なぜかこの布目湖水系には繁殖していることが分かり、いち早い対策としてまずアメリカナマズの生態や繁殖範囲を"知る"ことをキッカケにスタートした大会です。
※おそらく某関東産のワカサギ放流時に紛れ込んだと思われます。

協力して頂いている近畿大学の調査結果では、どうもこの水系のみの比較的狭い範囲で繁殖しているらしく、当然のことこれ以上の繁殖は防がなくてはなりません。

↑↑近畿大学の学生の皆様に、生態調査の報告をして頂きました。まず"知る"ことはとても大切なことです。

ただ魚を殺すだけというのはやっぱり道徳的に腑に落ちない。ならば釣った魚をありがたく食べて見ようと、キャッチ&イートを試みました。


元々アメリカナマズは本場アメリカでは「フィッシュ&チップス」として非常にポピュラーな料理素材。

毎年大会会場で料理し試食して頂き、これがけっこう好評なんです。

食べて美味しいなら、"有用な魚"として地元を盛り上げる要素にならないのか?
釣って楽しい、食べて美味しい魚であれば地域振興に何かしら貢献できるかも?と、
地元、地元漁協さんらも前向きに協力してくれています。


まだまだあくまで名目は"駆除"する大会ですが、年々参加者が増え、
天気の悪い中で今回は48名の釣り大会参加者、関係者33名と総勢80名を越える規模となりました。

外来魚問題に否定するだけではなく、正面から向き合って考えること。

外来魚は全部殺せ!だけでない取り組みがこれからの時代に必要になってくると思います。

ブラックバスの問題もしかり。
実際、僕も昔このフィールドでバストーナメントに参加したりしていて、バス釣りに対しての風当たりの強さは充分承知してきました。

なので、この布目湖のバストーナメンターの方にもぜひ参加して欲しいと呼び掛けてはいましたが、
なぜかこれまでまったく来ず触れずと寂しく残念な思いをしていました。

それがこの4年目でようやく一組のトーナメンターの参加がありとても嬉しく思いました。

こんな感じで、
自分たち釣り人がさんざん身勝手にやってきたことの罪滅ぼしと、釣り人の権利を主調するための地ならしを細々とやっています。

完全ボランティアでぶっちゃけめちゃくちゃめんどくさいですが、今後も続けていきます。
協力者募集!

おわり。

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