Blade Sensor 710ML type-t BORON | レベロクのさてどうする?裏面…

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いよいよSALTYBRAVE(SQUIDMANIA)からBlade Sensor 710ML type-t /BORONの予約が始まったみたいです(^^)


このロッド……ホンマいよいよなんです(^-^;
というのはSALTYBRAVEのファーストロッドであるMagicSensor610Sが発売された……いや開発中から?こんなロッドが欲しいってリクエストしていたロッドなんです。

もちろん、そこから初回プロトが出来上がってくるまでに時間はかかったんですが、
何より初回プロトからここまでが、ナカナカ手強かった……。


まずコンセプト。コレはもう明確で、最新の「マルチターゲットライトゲームロッド」。

どれくらい前かな……もう10年以上前になるのか、その当時は1本でマルチに使えるロッドってチョイチョイありましたよね?
名作で言うとブリーデンさんのPEスペシャルとかがイメージつきやすいかも。

メバリングやアジングだけでなく、それ1本でちょっとしたエギングから、今で言うウルトラライトショアジギングやチヌゲー、タチウオまで、ライトゲーム+αまで対応した名竿と言えるロッドだと思います。

それも今や昔の話しになり、
当時と比較してライトゲームはかなり進化し、ターゲットはより細分化しました。
○○用と謳うロッドがどんどん出てきて、それを使い、今まではついでくらいにしか狙ってなかったターゲットも専門的に狙うようになりました。


今やどこまでがライトゲームなのか分からないくらい。ライトタックルで年中何かしら狙え、事実みんなメバリング、アジングをメインにしつつもシーズンによって色んなターゲットを狙っていると思います。

そしてその結果、○○用ロッドがどんどん増えて何が何か分からないくらいに(自分だけ??)。


柔らかめのエギングロッドが万能っていうのもありますが、確かにエギングロッドはシャクリに対応するために強く、幅広いウェイトと少々大きいターゲットが掛かっても破損しにくい汎用性があります。

ただエギングロッドとライトゲームロッドでは根本的に違います。
操作性、取り回しの良さとそれに伴う感度、軽さ。ライトゲームロッドとエギングロッドでは繊細さが別物。テーパーデザインとか……もうとにかく違う。

よく釣れるときはそこは気にならないかもしれませんが、
ライトゲームを長くやってると、繊細に狙うからこそ獲れるサカナが少なからずいるってことに気づくもんで、タフなときほど繊細に丁寧にすることで、獲れなかったイッピキが獲れるようになるものです。


で、最終的に行き着いたのが、ライトゲームロッドで全てやりたい。ライトゲーム的にターゲットを狙うことでもっと魚は釣れるのではないか?っていうこと。
それにはマルチにターゲットを狙うためのライトゲームロッドが必要だということ。

現時点でPEスペシャルの頃から、タックル全てが進化しています。
ラインなんて特にそうで、SQUIDMANIAから発売されているPEやリーダーは、これまでPE0.5号を使っていた釣りに0.4号いや0.3号でも成立するほど。
ロッドも然りで、610Sを使うと、
曲がるけどシャキっとしてる。曲がるけど感度がいい。柔らかいけどトルクがある。軽いけど折れない。矛盾した要素をハイレベルにクリアしたロッドが今ならできる。

今、現時点での最新の技術で、ライトゲームロッドはどこまでできるのか知って体感したい。


言うのはたやすいことでしたが、
いざ作ってみるとコレがナカナカ手強い(>_<)

感度を追求して張りを出し過ぎるとやっぱり折れる。
SQUIDMANIAのロッドの考え方として一番共感できるのが「折れるロッドなんて話しにならない」っていうこと。
いくら軽くて感度が良くても曲げて折れるロッドなんかいりません。これまでそんなロッドを何本も折ってきてその度どれだけ寂しい気持ちになったか笑。えてしてそういうロッドって高いんだコレが(>_<)

もちろんテストしたのは自分だけではなく、その他テスターさんもアレコレテストしつつ、何本も貴重なプロトを折った結果……

……発売がかなり遅れるという(*T^T)

もともと610ULや606Mより先に進んでた企画なのに、気づけば一番遅くなってました。

今の時代、開発に時間をかけすぎること自体厳しいハナシなんですが、そういう意味でいよいよリリースです(^-^;


細みでシャープなブランクスとグリップ周り。
シャープだけど、キャスト時にはしっかり曲がりウェイトを乗せやすく、曲がるワリにはビシッと弾き出す反発力。

フッキングパワーとトルクはショアジギロッドかと思うほどながらティップ~ベリーにかけては、ややしなやかに余裕を持たせてあります。
このしなやかさが、潮を掴み、バイトを弾きにくくするポイントです。
606がMに対し710がMLなのはこの辺の違いですね。

グリップ周りはBORONコンポジットで反響感度もビンビン。フルキャスト先からのちょっとした情報を伝えてくれます。

610ULでも同じことが言えますが、
710MLは使っているとすぐに違和感なく慣れてしまうロッドです。
自分的に良いロッドって、すぐに自分の手の一部のようになるものだと思います。
そんなロッドほど使っていけば良いも悪いもない。気がつけばストレスなく釣りが完結する…そんなロッドです。

これからのシーズンならメバリングでのフロートリグにバッチリ!今までエギングロッドやシーバスロッドを流用してたヘビーフロートにもどうぞ。

まさに最新のマルチターゲットなライトゲームロッド…このロッドを元に、今シーズンは釣りの幅を広げていきますよー(*´∇`*)

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