MagicSensor・610UL type-S BORON | レベロクのさてどうする?裏面…

レベロクのさてどうする?裏面…

海ナシ県奈良発のソルトルアーガレージメーカー!釣具業界20年…満を持して?LEVEL6(通称レベロク)として独立開業!各地フィールドスタッフを含めた釣行レポート&商品情報近況などのまとめ。
最速情報はFacebook・Twitter・Instagram等でも更新中!

12月25日・18時~ SALTYBRAVE(SQUIDMANIA)よりNEWロッド"610UL MagicSensor"が受注開始になります(^^)


売り買いどちらともお世話になっているスクイッドマニアさんのライトゲームブランド"SALTYBRAVE"。

今回は現行の610S・MagicSensorをボロンなどでさらに進化させ、テーパーなどの味付けも変更したモデルです。
レベロクと~じま監修的なことになってますが、あくまで便宜上(-_-;)タブン
当然のことながらマニアさんのアイデア意見やノウハウ、それを実現する製造元であるアレス(日新)さんの歴史ある技術によって仕上がっています。


と言ってもワタクシの要望もそれなりに入っていまして……(^-^;

で、何より希望したのが「シブイときに貴重なイッピキを獲れるロッド」が欲しいということ。
具体的には、610S・MagicSensorをベースに、もっとしやなかに繊細に。全体的にムチのように曲がるフィネスロッドにした感じ。

そこそこ長年メバリングやアジングをしていますが、昔から付き合いのある方なら知ってると思いますが、自分が使っていたロッドは今で言うベナベナなロッドがあえてメインとしていました。

なぜそんなロッドが必要なのか。


そもそもしなやかなロッドにメリットを感じたのは15年以上前のバストーナメントに参加していた頃。
近畿のリザーバーをメインにしていたのですが、当時のお立ち台常連組がシークレットとして使用していたロッドが、しなやか系の極みであるフルカーボンソリッドロッド。

ベナベナで感度も極端に悪いうえ重い。
なのにヤリ手がこぞって使っていた理由は……

"乗りの良さ"
"掛けてからのバレにくさ"

が際立っていたから。

当時からトーナメントフィールドは超ハイプレッシャーで、警戒心の強いバスはアタリがとにかく小さく、いかにラインやリグの違和感を与えず食い込ますかで獲れる獲れないが大きく左右されました。
さらに1日に1度かもしれないバイトを、バラさずに確実にランディングするため、
魚が不用意に暴れず、引きに滑らかに追従するソリッドロッドはデメリット以上のメリットをもらしてくれました。

そういう僕もフルソリッドロッドを愛用。たいした成績ではないものの、魚をバラシた記憶がないほどのキャッチ率と、魚は大きくないものの1戦1戦確実に釣果を上げることには自信がありました。


未熟がゆえにビッグフィッシュが獲れず、結果としてトーナメンターとしては全然ダメ。
トーナメントを辞め、現在はメーカーとして自社アイテムなどで釣果を出さないといけない立場に。

しかしここではいかに"年中安定した釣果が出せるか"が必然的に重要になってきました。

ビジネスとなると年間通して売り上げを作らないといけない。1月だけ釣れて売れる商品を作っても、残りの11か月が何もなけりゃ商売にならない。

釣る魚はデカイことに越したことはないですが、デカイやつだけの一発屋ではダメ。とにかく年間を通して、または1シーズンを通して安定した釣果を見せれなければなりません。

ここで自分には自信があった、シブイ時でもとにかくイッピキを釣ってくるスタイルが生きてきたと思います。
このblogや、以前のチーム時代のblogを見てもらえればいかに年中釣ってるか分かってもらえるハズ……。


※最近自分より若い子から、「テスターになりたい」や「プロ」になりたいと言われる機会が増えるようになりました。
年上のアドバイスとして、メーカーサイドから本音を言わせてもらうと、魚が特にデカくなくていいから、とにかくコンスタントにこちらが欲しい釣果を見せてくださいって思います。それが一番使いやすい。
暑いとか寒いとか、得意な釣りのシーズンじゃないとかそんなんいらないです。
ただそうなるとワリに合わない仕事なので、基本的にやめといたほうがいいです(>_<)
メーカーとは距離のある趣味の範囲でできるモニターさん程度ならいいかも。


そんなことがすべてに、
「シブイときに貴重なイッピキを獲れるロッドが欲しい」に詰まっています。

……その結果、最先端のスペックで完成したのがMagicSensor・610UL

魚に違和感を与えず、バレにくいしなやかさ。
でも曲がるけど戻るがゆえのキャスタビリティとフッキングパワーと操作性。損なわれないシャキッと感。
しなやかなロッドにありがちなボヤける感度をボロンコンポジットで克服。

さすがにバス釣りとは必要要素も違ってくるため、フルソリッドロッドのテイストとは違いますが、
これまでのしなやかで繊細なロッドに相反する要素がこの時代ならここまでクリアできる。

レベロクアイテムが得意とする、釣れない&シブイときほど差が出るワームシリーズと0.4㌘前後の軽量JH単体リグも、より丁寧に繊細に扱えるようになりました。


きっと安定した釣果を得るための大きなアシストになるはず。

ガイド径とか細かい数字のスペックとかはハッキリ言って分かりません。重要なのはそこじゃなかったので。

その辺はスクイッドマニアさんWEBショップに問い合わせてみてください。
初回生産はレベロクカラー的なブルーとのこと。

というこで……

しらんけど。

そのほかレベロク最新情報&釣果はコチラ↓↓↓
https://m.facebook.com/Lv6.toujima/