定説なら“釣れない”とされるシチュエーションですが果たして本当にメバルは釣れないのか??
先週末のこと…
あいかわらず淡路島を徘徊していたのですが、寒波による北風で釣りがしやすいポイントが絞られる。まぁこの時期ありがちな気候(^-^;
かといって風は強くても天気が悪いワケではなく、大潮満月で早い時間帯からお月様が天高く煌々と水面を照らしています。
釣りをスタートしたのは19時半頃。まだこの時間は潮位が高く、エントリーしたポイントは、普段丸見えのテトラもトップ部分近く水没しています。
で、いつものように漁港ヘッド#12・0.4㌘+漁港ワームの軽量ジグヘッド単体でテトラのキワ撃ちを試すと…


ポロポロっと小メバちゃんがヒット♪
ここまでは良かったのですが…
普段手堅く釣れる実績のあるポイントにも関わらず、そのあとなかなかアタリが出ない。
その原因はなんとなく分かっていて、
シャローエリアにテトラが積まれているココでは、テトラ際ではなく、ショアラインに平行に生えているウィードエッジにメバルが着いてる。
いつもは腕を伸ばして、そのエッジを極力平行に引くことで、プロダクティブゾーンを長く通しヒット率を上げてるワケです。
…が、今回は満潮で水際まで立てないために、腕を伸ばしてもウィードエッジを平行に通せず、リグがプロダクティブゾーンを長く通らない(>_<)
ということで、少し移動し、より足場が低く水際まで立てるポイントへ。
ここではロッドワークと風を利用し、極力ウィードエッジを長く通せるようにコース取り…


良型をはじめそこそこの数をキャッチ。
大潮ということで、釣っているうちにみるみる潮が引いていくのですが、そんな潮の流れがヨレるピンスポットで何ビキもヒット。
そのうちさすがにスレてきたので移動することに。
で、問題は次のポイント。
潮が引いて、干潮に向かっているのは承知でそのポイントに入ったのですがその理由は、
干潮になると、普段は渡れないテトラ帯が地続きになるため、パラダイスを求めてそのテトラ帯に行ったワケです(^^;

どれくらい引いてるかというとこれくらい笑
潮位でいうと0㎝にほど近く引いてます。
まぁ結果から言うと、潮が引きすぎて普段水中に浸かっているそのテトラ帯ですら干上がって、パラダイスなんてどこへやら(>_<)
そこで、そのテトラはあきらめて近くの石積みポイントへと移動することに。
この時点でもまだまだ潮が引いている段階で、お月様もあいかわらず煌々。
横風もほどほどに強く、いわゆる最悪の条件。
定説であれば、シャローエリアでは「釣れないタイミング」で、自分自身もそう考えていましたが…。
ダメ元でやってみると何やらウィードではないグっとティップを抑える感触が…。
もしや?
強風のために漁港ヘッドは0.7㌘を使用していましたが、ムリして0.4㌘にウエイトダウン。
できるだけ体勢を低く取り、沖にキャストしてはラインをさばいて風の影響を少しでも軽減させます。
すると…
グッ

やっぱりメバル!
同様にキャストしては糸フケを取る程度に激スローリトリーブ。

釣れる!
そのあともポツポツポツポツ釣れて、結果的に満潮のタイミングより数釣れました。
石積ポイントながら、石積が干上がるほど手前が浅くライトを照らせば底が余裕で見えます。
本来なら釣れないハズのこの条件…
ただしバイトがあったのは、潮位が高い時にはアタリのないほんの6~7㍍ほどの沖。
はたして、シャローの満月干潮はメバルはどこかに行ってしまうのか?
干潮は釣れないのか?満月は釣れないのか?はたまた満潮は釣れるのか?
奥が深いですねぇ(ーωー)
おわり。