キャットフィッシュ大会報告… | レベロクのさてどうする?裏面…

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レベロクと~じまです。
先日の土曜日は奈良県は布目ダムにて、ワタクシの所属する“全日本釣り団体協議会奈良支部(JOFI奈良)”が主催する、
アメリカナマズ(キャットフィッシュ)釣り大会が開催されました。



まず、“全日本釣り団体協議会”とは…
公認(国の)釣りインストラクターから成るボランティア団体で、釣りの団体としては唯一国から公認を受けた団体。
日釣振や日釣興といった団体との違いは、その両団体が主に釣り業者の集まった団体に対し、
全日本釣り団体協議会(全釣協)は釣り人個人により成る団体。

釣り場をはじめとした水辺の取り決めに対し、釣り人の立場から意見を提出できる、国の諮問機関の役割を果たしています。

そんなんあるんや?
そんなんあるんです。実は。

僕ら末端の会員は別として、役員さんは釣りに対しての問題が、事あるごとに火消しや交渉に当たっておられています。

琵琶湖のバス問題しかり、
最近でいうと明石のタコ釣りの問題、、、数えきれません。

一番惜しいのは、釣りを守るために、そこまでしてる人たちをほとんどの釣り人が知らないこと。

釣り人はバラバラ。
釣り人はまとまりがない。
…以前よりよく言われることです。

結果、昔も今も釣りのトラブルは後を絶たず、一方的に釣り場から釣り人が追い出されたり、下手するとまとまるどころか、釣り人が釣り人を批判しあっています。

各地の有志の清掃活動など、素晴らしい努力も大きな視点から見れば、せいぜい住民の地域清掃…。

そんな散り散りになっている、トラブルの解決やボランティアも、全釣協のような国公認の団体のもと取り組めれば、きっと大きな力になるのでは…

…と勝手に考えてこの団体に所属し、些細ながら活動しているひとつが、このキャットフィッシュ釣り大会。





キャットフィッシュは、もちろん特定外来生物に指定されている外来魚です。
霞ヶ浦など関東のフィールドでは有名ですが、それがなぜか奈良県の布目ダムで繁殖している?
原因は個人の違法放流は考えにくく、ワカサギの生魚放流の際に稚魚が混ざっていたのか…

詳しい原因は不明ですが、いることには間違いない。
本来は駆除ということになるのですが、そこは釣り人。釣って、できることなら食べるということで、結果的に魚への負担をかけようと。
もし、有用性があるならば、
地元はバス釣りを含めて魚釣りに理解があるため地域産業に貢献できるかも…。

早い話、大騒ぎになる前に先手を撃とうということ。

結果は、アメリカナマズ釣りに関しては、面白みもあり釣りとして楽しめる要素はあります。
ただし今回の持ち込みが3ヒキにとどまったように、釣り方やポイントにまだまだ工夫の必要がありました。

で、食べてみて。
コレがかなりうまい!もっちりしていてそこらの白身魚よりよっぽど美味しい。
アメリカでは「フィッシュ&チップス」としてポピュラーな料理だけに全然イケました。

大会参加人数は30~40人、スタッフ含め、イベント参加人数さ60~70人と、初回にしては盛り上がったと思います。




釣れない時間はワームでヌマチチブ釣ってました(^-^;

あくまでボランティア。日当も交通費も出ない(予算がありませんので)ので、活動には限界がありますが、
キャットフィッシュの行方を含め、さてどうなるやら(>_<)