Rー8 | あんなの地獄への階段

Rー8

みんな殺し合う気なんてないと思ってた。

そんな気持ち、誰もが抱いてた。

はずだった…




拓郎『はぁあ。みんな本当に殺し合ったりしてんのかな…まさかな』

拓郎は島の中心にある神社に座って独り言を言っていた。

拓郎『帰りたいよ。アンナに会ってみたいよ。うっ』

夜の神社に低い声の泣き声が響く。

『アンナってさぁ、mixiで見つけた女だべ(笑)クリスマスは楽しかったろ。アンナと過ごせて』


拓郎『?!!誰だよ!?出てこいよ。』

拓郎は武器の木槌を振り上げ見えぬ敵を警戒する。

拓郎『う、…おっ、おっし』

俺『わりぃ、アンナって実は俺なんだわ。騙した俺が罪人ら、騙されてお前は、変人だよな。』

草刈用の鎌を拓郎の首に押しあて話し掛ける俺。

俺『mixiで見つけた女に、会うとかヤルとか、エッチなこと考えてメールしちゃあ…ダメダメ。』

拓郎『は?何が?俺、mixiなんて、やってなぃし…』

俺『じゃあ聞くけど、クリスマスの夜何してた?』

拓郎『バイトだし』

俺『その後』

拓郎『…いや、え、何?関係ないだろ!何でもいいじゃん。』


俺『あ、そうですか。証人もいるのに残念だな。だったらあれだ、えーっと、あれあれ。あれにしよう。…名前忘れた、えーっと…








死ねや』


ブシュー


拓郎の首から大量の血が吹き出し、神社のまわりは秋の紅葉に負けぬ華やかさに思わず見とれるほどであった。


それから俺は拓郎の爪を手足すべて、はがした。


一枚残さず。



『痛い痛い』
と言っていた。

俺は鳥肌が立ちながらもそれが快感に感じているのがすぐにわかって痛がる拓郎の顔面にツバをはき、顔の原型がなくなるまで踏み潰した。
ピンク色のAPEのスニーカーが血に染まる。

拓郎『ごめぇっ、ん、なはい、たふけて、たすけぇー』

テンポの良い顔を踏み潰すリズムと拓郎の叫び声が次世代の奏でる音楽のような気がして、

俺『よし、シンバル的な音も聞かせてやるよ』

拓郎『は?何する気だよ』
俺『じゃ~ん。歯食い縛って。「いーっ」てして』

拓郎『いーっ…』

俺は鎌を振り上げ、全身の力を込め、拓郎の食い縛った歯に叩きつけた。

グチョ

俺『ごめん。外した。まさか目ん玉に行くとは(笑)』
拓郎の力強く噛み締めていた歯が少しゆるみ、顔中が血まみれのボコボコながら、笑った。

まるで俺にさよならを言うように。

拓郎が最後の力で何かしゃべろうとしている。

拓郎『…あ、ぁりな、とう』

俺『うるせー!死ね、変態が!』

無理矢理口を開けさせ、振り上げた鎌を振り落とし、喉チンコの奥まで鎌の先があたり、しゃべるのを阻止した。

俺『最後の最後まで下ネタか。アナルって言おうとしたろ』

拓郎は死んだ。

俺は泣いた。








笑い泣き