Rー7 | あんなの地獄への階段

Rー7

柴田『純潔環境保存会の4人で集まって、4対1とかでリンチみたくして一人ずつ殺して行こう、その後のことは後で考えればいい。きっとなんとかなる。』


バトルロワイヤル中とは思えないほどの静かな川のほとりで、柴田は一人、ストリートジャックを読んでいた。

柴田『なんで、カラーページじゃなかったんだよ。まずは、あん時のカメラマンから殺るか。』

あん時のカメラマンはこのバトルロワイヤルには参加していなかった。





大曽根『あぁ、喉乾いた。ヒゲ剃ろうかな』

水を求めた大曽根は地図を見て、柴田のいるほとりへ向かってしまった。一番出会ってはいけない男の所へ。

大曽根『あ、あれかぁ、水♪水♪ほくろ♪』

柴田『動くな』

気が付くと大曽根の後ろには柴田立っていた。

柴田『大曽根か。何しに来た。ヒゲ剃りか?それとも俺を殺しに来た?』

大曽根『ち、ちがうよ。水飲みたくて。喉カラカラで。殺すなんて恐ろしい。やめよーよ』

柴田『じゃあ水飲んだら消えろ、ほら、速くしろ』

大曽根『う、ぅん』

水をペットボトルに入れた大曽根は柴田に手を振り走り去った。

柴田『大曽根でよかった』

大曽根『柴田でよかったよ』

走り去ったはずの大曽根が柴田の後ろに立ち、背中に銃口を押しあてている。

柴田『てめぇ』

大曽根『ひゃひゃひゃ』

柴田は大曽根がアホっぽく笑ってる一瞬のスキに右手で銃口を握り、銃口をほとりに向けた。
すると銃口から液体が出てきた。

ピュー

柴田『水鉄砲?なめやがって!』

大曽根『違うよ、ひゃひゃひゃ確かに黒くて硬いけどな、ひゃひゃひゃ』
柴田が銃口だと思って握りしめていたのは大曽根の、チンポだった。


しかし、すでに決着はついていた。

川のほとりは艶やかに血に染まり、水芭蕉の花の隣には綺麗に切り裂かれた、大曽根のチンポが、水芭蕉の花と張り合うかのように咲き誇っていた。

『バルログのお兄さん』の異名を持つ、爪使いの柴田の前に、大曽根は人生の幕を閉じた。