銀幕やテレビ画面を暴れ回る怪獣たち。
日本における怪獣の元祖は1954年に封切られた映画"ゴジラ"に登場する初代ゴジラですが、
初代ゴジラの登場以降、星の数ほどの怪獣着ぐるみが造られてきました。
それらの中には、一部を改造していくつもの怪獣になっていった物も少なくありません。
番組の放送スケジュールに間に合わせるために、怪獣を製作する時間を短縮させたのですね。
今回は、そんな改造を続けていった怪獣群の中で、最も有名な物をご紹介いたします。
オリジナルの怪獣バラゴン(東宝映画に登場)です。
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パゴス(ウルトラQに登場)に改造。
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ネロンガ(ウルトラマンに登場)に改造。
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マグラー(ウルトラマンに登場)に改造。
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ガボラ(ウルトラマンに登場)に改造。
バラゴンからガボラに至るまで4回も改造されております。
変更箇所は主に頭部と体色ですが、見事に別の怪獣として復活しております。
造形家高山良策氏を中心とした円谷プロ造形グループの最も油の乗った時期の作品群ですね。
今回は一番有名な例をご紹介しましたが、怪獣の改造は他にも沢山の例があります。
折につけ、ご紹介していければと思っております