試製秋水製作記 act.13 | トリンリのおもちゃ日記



ファインモールド1/48"試製秋水"を作っています。

この作品は、パパさんが主催される"激寒極寒88祭り"への参加作品です。




今日は暖かい日で、思ったよりも早く、機体に貼ったデカールが乾きました。

よって、エアブラシで、デカールを保護するクリアーを掛けます。


と、その前に、


機体下面のエルロン操作ロッドに掛かる部分で日の丸デカールが割れて、下地の暗緑色が見えてしまいました(左右とも)。

極小の面相筆で、まずはMr.カラーのホワイト(C1)を塗り、


その上に同じくMr.カラーのレッド(C3)を塗り重ねて、修正しました。


本当はモンザレッド(C68)の方がデカールの赤に近いのですが、塗る部分が極小なので、レッド(C3)でも無問題です。



そして、


全ての日の丸デカールにMr.カラーのクリアー(C46)を、エアブラシで吹き付けました。



この作業だけは、筆塗りは不可です。

デカールがMr.カラーに含まれるシンナー分で溶けるためで、筆で引っ掻くとデカールをボロボロにしてしまいます。



この後、クリアーが乾けば、機体全体に墨入れができますが、

先にスキッド&ドリー(ソリと台車)の墨入れを行います。


私は、シルバーに塗られた物への墨入れは、タミヤエナメルのメタリックグレイ(XF-56)で行っています。

写真が暗くて申し訳ありませんが、スキッド(ソリ)車輪のハブに墨入れをしたところです。


通常は墨入れ液が乾いたら、余分な墨入れ液を拭き取るのですが、今回は面白い効果が出ているので、拭き取らずに使用します。



ドリー(台車)はツヤ消しブラックに塗ったので、コクピットで使ったのと同じ墨入れ液で墨入れしましたが、黒なので墨入れがわかりませんねあせる



ちなみに、使った墨入れ液は、タミヤエナメルのフラットブラック(XF-1)、フラットブラウン(XF-10)、メタリックグレイ(XF-56)1:1:0.5の割合で混ぜた色をターペンタインで薄めた物です。

この墨入れ液は、機体の暗緑色の部分にも使用します。



といったところで、今回の作業は終わりです。


次回は機体全体に墨入れを行い、半光沢クリアーを吹いて墨を保護し、各所にチッピング(塗装剥がれ)を施し、キャノピーのマスキングを剥がし、ドリーに車輪を接着して、完成させる予定ですが、そうは問屋が卸しますかどうかはてなマーク


乞うご期待ですビックリマークグラサン