ハセガワ1/72"キ109 特殊防空戦闘機"を作っています。
キ109は大日本帝国陸軍が造った対B-29用の防空戦闘機で、機首に75mm砲を装備しております。
傑作爆撃機である飛龍を改造して22機が造られましたが、目立った活躍はしませんでした。
さて今回は、コクピットを完成させ、胴体左右を接着しました。
さらに、爆弾倉扉、空力的フェアリング等を接着して、胴体とのフィッティングを図りましたが、ここは難航しました。
まずはコクピットから。
部品をMr.カラーのコクピット色(三菱系)(C126)で塗装し、計器のデカールを貼りました。
座席には、ファインモールド社ナノアビエーションシリーズの日本陸軍機シートベルトを取り付けました。
床を中心に、ドライブラシで銀剥げを施し、タミヤエナメルのXF-1フラットブラックとXF-64レッドブラウンを等量混ぜた色をターペンタインで薄めて、コクピット全体をウォッシングしました。
そして、機体内部部品を仕込んで胴体左右を接着。
別部品となっている各パネルを接着しましたが、部品の合いはかなり良いです。
問題なのは、無発泡ウレタンで作られた部品で、高さが足りなかったり、幅が足りなかったりで、かなり苦労させられました。
胴体後部の機銃塔を撤去した穴を塞ぐパネルですが、苦労の跡が見て取れますでしょうか
高さも幅も0.5mm近く足りないので、0.3mmプラ板で嵩上げして接着しましたが、隙間を埋めて整形するのが大変でした。
胴体最前部に接着した無発泡ウレタン製の機首部品です。
胴体との間に、結構な段差が生じております
さあ、この段差をどうやって解消したら良いか
黒い瞬間接着剤を塗布したくらいでは、段差は無くなりそうもありません。
エポキシパテの登場ですかね
と、悩んでいるところで、今回の作業はおしまいです。
次回は、じっくりと、この段差の解消に努めたいと思います。
ではまた、お会いしましょう