M10パンター製作記 その3 | トリンリのおもちゃ日記



ドラゴンモデル1/72"M10パンター"を作っています。


今回は最初に砲塔の手摺りと吊り下げループを真鍮線化する予定でしたが、

細部よりも全体の接合状況を確かめる方が重要なので、

主要部品を切り出して仮組&接着してみました。



どうにか各部が抵触することなく組めることがわかりましたが、このプラモ、意外と接合部に隙間が生じることが判明しました。


原因は接合面が荒いためです。

接着前の入念な擦り合わせと接着後の入念な整形が必要です。

車体下部に車体後部を接着したところですが、入念な削り合わせと整形が必要でした。

ついでに0.6mm径のドリルで排気管を開口しました。



各部の組合せ面を修正したところで、接着できる部分は接着し、砲塔の手摺り&吊り下げループの真鍮線化を行いました。


手摺りは0.4mm径の真鍮線に替え、吊り下げループは0.4mm及び0.5mm径の真鍮線に替えました。

また、裏側に出した真鍮線の足が砲塔の組立ての邪魔になるか確認する必要があったため、必然的に砲塔を組上げることになりました。

何やら怪しい部品もあるし、左右ハッチの手摺りがズレたりしてますが、気にしないで作業を終えました。


主砲ですが、組上げてもユルユルのため、やや上に向けた状態で接着固定しました。



箱絵を見て気付いたのですが、キットの前面には機関銃射撃用の小ハッチが再現されておりません。

大変なメーカーの忘れ物ですビックリマーク


箱絵を参考にして、0.3mm厚のプラ板、0.1mm厚のプラペーパー、0.4mm径の真鍮線で機関銃射撃用小ハッチを自作しました。


以上で今回の作業を終了したします。
車体・砲塔とも、組立てられる部分は組立て接着しましたので、次回はいよいよ塗装に入ってゆきます。

いつものごとく、組立てながら塗る"昭和塗り"もしくは"飛行機モデラー塗り"で、
小さい平筆と丸筆を使った筆塗りで塗ってゆきますグラサン