すみません。
とっても長いですが忘れたくないので(´;ω;`)

それは5月27日のこと。

高校の学校公開で
役員だから案内のお手伝いとかして
クラスの保護者会も出席。

長男と娘のクラスがダブルでやってて
どっちに出るかなー?
とりあえず調理のこと何も知らないから
娘の方を聞くかーと思い参加☆

最近の子供たちのこと。
これからの予定のことなどを説明され
初めての保護者会だし自己紹介でも…と
1人1人話すことに…

普通科じゃない上にレアな調理だから
みなさんそれぞれに思うところがあり
自己紹介もかなり長め(笑)

小学生の頃からお菓子を作るのが大好きで
パティシエを目指しています。とか

中学生の時には自己流で
キャラ弁を毎日作ってました!とか

6人家族で4人が調理師で
末っ子だから5人目の調理師を目指してるけど
優秀な姉がいてコンプレックスの塊になっちゃってる。
ここで自信をつけて欲しい。
とゆー凡人には分からない悩みも!

まぁ我が子のように面白そう!で
調理を選んだ子も多くてひと安心♪

しかーしっ

「実習でやった○○を家で作ってくれて
本当に美味しくて感動した!」

って話がどんどん出てきて

「え!?うち1回くらいしかない!
グリンピースごはん?何それ?」

となっていたんですがー

一応あたしは

「3年にお兄ちゃんがいて
その子が幼稚園の時に食育と言う言葉を知り
その時から食事はなるべく手作りで
鰹節も削り器を買って削ったりして
こだわってきました。

調理は面白そう!ってだけで食い付いて
そんなんで大丈夫なのか!?と不安でしたが
塾にも行かずに自力で成績を上げて
無事に合格したので我が子ながらすごいと思いました。

娘はまだまだかなわないと思っているのか
料理を作ってくれたりはしませんが
習ったことをあれこれ語っては
知識で追い越そうとしてきます。」

と自己紹介(笑)

ちょこちょこと帰宅後に

「チンゲン菜とかの色を保つために
下茹でするのは青茹でって言うんだよー
塩を少し入れるんだって!
氷水につけるのは色止め。」

「あっそ。
知っとるわ!」

とか

「片手でがっつり掴むのがひとつかみ。
指みっつつまんだのがひとつまみ。
指ふたつは…んー?」

「指ふたつでつまんだのは少々だとさー」
↑ググったw

なんて会話をしていたんですよー

そして帰宅。

「ちょっとー!
保護者会で他のお母さんたちが
子供が実習で習ったもの作ってくれて
すごい美味しくて感動したって言ってたよ!

今日作ってよ!」

「えー」

↑本当にダルそうに言いやがる(#`皿´)

いつもはこの態度に
「じゃあいいよ!!」
ってなってあたしが作っちゃうんです。

ごはん作るの楽しいから
イヤイヤ作られるくらいなら
自分で作っちまいたいの(笑)

でも母は知っているのです。
「えー」の後にしばらくほっとくと
のそのそ動き出すことを(ゝω・´★)

案の定ほっといたら
「えー何つくればいいのー?」
と言い出した(笑)

「実習で何やったの?」

「すまし汁。」

「じゃあそれ。
あとお肉あるからテキトーによろしくー」

と朝からバタバタだったあたしは
そのままぐったり寝落ち(´Д`)

出来たよって起こされたのは1時間半後…
ちょっと時間かかり過ぎーと思ったけど
寝てたから言わずにおいた(笑)

「さーて調理師の卵のごはんはどうかなー?
いただきまーす!」

と食べ始めたところ…

ヤバい!
このすまし汁めちゃくちゃうまい!

と感動し

「すまし汁すごいじゃん!
こんなの作れるようになったのねー!
美味しいよ!」

と言ったら、娘は得意気に

「だし巻き玉子は2種類だよ。
こっちがいつもの甘いやつで
そっちはうす塩のだし巻き。」

と説明。

「これはなにー?」

と食べた昆布の細切りが
あたしに衝撃を与えたのです。

「それ昆布の甘露煮。
だし取るのに使った昆布をムダにしないためにって
先生が作ってくれたのを真似してみた。」

そんな言葉も入ってこないほど
あたしは感動!!

最近どハマりしている中華くらげキムチ。
理性を取っ払えば
「コレさえあればおかずいらない!」
ってくらい美味しいの☆

だから最近のあたしは
「中華くらげキムチより美味しいものを作る!」
が夕ごはんの目標で…

でも娘にあっさりと
「中華くらげキムチより美味しいもの」
を作られた!!!

しかも実習で作ったんじゃなくて
先生が作ってくれたのを真似しただけ…

調理の勉強ってすごいなー
入り口だけでこんなの作れるのかー
あたしも勉強したいくらいだわー

なんて思いながら
昆布の甘露煮うめえぇー!
と感激した後に甘いだし巻き玉子を食べた。

あーこれあたしの味だー
でもだし効いてるから一段上だなぁ…

こないだまで
お味噌汁にウィンナー入れたりしてたのに
ちょっと習うとこんなの作れるようになるんだ…

そう思ってたら耳によみがえった声。

自己紹介の後
隣に座ってた仲良しママ友に

「食育がんばってるんだねー!
その背中を見て育ったから調理に来たのかな?
ママに追い付きたいのかもねー

削り器の鰹節を使ってるなら
他の子より味とか分かるのかも!」

って言われて

「えー?そうなのかなー?」

なんて笑ってたんだけどー

中華くらげキムチをはるかに超えるうまさの昆布の甘露煮。

あたしの上を行くだし巻き玉子。

もぐもぐ食べてたら涙が出てきて
気付かれないように頑張ってたけど
どんどん溢れてきてもうダメ・゜・(つД`)・゜

なので泣きながら娘に伝えた。

「もー全部美味しいよ…

これ全部1人で作ったんだよね…
あたしの娘があたしより美味しい物を作ってる。
それがすごい嬉しいの。

あたしは母親に美味しいもの作ってもらった記憶がほとんどなくて
だからこそ美味しいごはんにこだわってきて…

娘さんが調理めざしたのは
ママを見て育ったからだって今日言われて…

通って1ヶ月ちょっとで
こんな美味しいもの作れるなんてホントにすごいよ。

これからがすごく楽しみだし
本当に嬉しい。
大変だろうけど頑張って!

今日はごはん作ってくれてありがとう。
今まで食べた夕ごはんの中で
一番美味しいし幸せだよ。」

と今も打ってて泣いちゃうくらい
号泣しながら言いました。

娘も泣いてたなぁ…

どんなにムカついてもいつか孫を産むんだから
それでチャラになるんだろうなーと思ってたけど
まさかここでこんなホームラン浴びるとは…

2月から毎日欠かさず更新している
インスタグラムの【今日の夕ごはん】。

そちらには当日のあたしが
熱い思いを書き込んでいます。

全文まま↓

「【今日の夕ごはん】5月27日
調理を習う娘がひとりで作りました。

最近のあたしは「中華くらげキムチより美味しいもの」を作ろうと必死になっていました。

娘が作った昆布の甘露煮。
だしを取った後の昆布を無駄にしない為の一品。

それが本当に美味しくて、感激して涙が止まらなくなりました。

食育と言う言葉を知り、おいしいごはんは家族をつなぐと信じて手作りにこだわって13年。
まさか娘に追い越されるとは思わなかった。

でも、
あの甘露煮は我が家の削り器で削った鰹節があってこそ。

あたしの食育は娘の中に根付き、そして立派に花開いたんだ…
そう思うと本当に嬉しくて、今も泣いてます。

泣きながら娘に感謝を伝え、よく味わっていただきました。

すまし汁もだし巻き玉子も料亭の味!
3ヶ月以上続けた【今日の夕ごはん】史上、最強にして最高の夕ごはんです!
幸せだなぁ(´;ω;`)

豚肉ともやしのピリ辛炒め。
だし巻き玉子。
厚焼き玉子。
昆布の甘露煮♪
すまし汁。
三男作のサラダほうれん草のサラダ。
中華くらげキムチ。
彩のかがやき。
麦茶。

#毎日ちゃんと
#手作り
#夕ごはん
#dinner
#女子高生
#いつもありがとう
#美味しすぎて泣いた
#嬉しい
#幸せ
#かわいい手は三男
#3歳
#末っ子かわいすぎる
#4人兄弟
#6人家族」

オリジナルの画像を添付しようと思ったのに
エラーで貼り付けられませんでした(´Д`)

気になる方は5月27日の記事をご覧下さい!
真ん中にある真っ黒いのが昆布の甘露煮です☆

これを機に週に一回
夕ごはんを作ってもらうことにしました!

そして今日は初めての約束の夕ごはん♪
肉じゃがとかぼちゃの煮物を作ってくれてます!

楽しみだぁー( ^∀^)

長いのに読んでくれてありがとーございまーす!!