明文化は心の整理!!
鼻水たらしながら吐き出します!!
長いです。
独り言です。
それでも良いとゆー人だけ読んでください。

バレンタインの朝のさちです。
昨日、さちが死にました。
数日前までフツーに冷蔵庫の上に乗ったりしてたのに
急になんにも食べなくなって…
さちがごはんを食べなくなることは去年辺りからよくあった。
原因はハッキリしてる。
あたしの特製角煮を食べたから。
圧力鍋で作って置いておいた角煮を
みんなが寝る時にダイニングに身を隠し
鍋から引きずり出してかじってたことがあって(;´Д`)
うちの猫は野良時代に飢えを経験しためろんを筆頭に
食い意地が張ってるからキッチンは立ち入り禁止!
にしてるんだけどリビングからの引き戸を開けたり
キッチンと繋がったダイニングのテーブルの下に隠れたりして
キッチンに入り込んではテーブルの上にある物を食べたり
引き出しのワカメや干し椎茸をかじったり
ふりかけの袋を引き裂いて中身を舐めたり
マヨネーズの容器に穴をあけたりしてたの…
夫が夜勤でちび2人と先に寝室に行った時に
最後の長男がちゃんと確認しないで
さちがダイニングにいて一晩中好き放題したことが
何回かあったんだけどー
それ以降
角煮を作った日の夕ごはんをさちが食べなくなった!!
そしてそーゆー夜には必ずダイニングに身を隠してて(笑)
「ちゃんと食べなさい!
角煮はもうあげないよ!!」
と何度も言っても食べなくて
さちが残したごはんを置いとくと
自分の分をとっとと食べたみーぽぽめろんが食べちゃうから
さっさと片づけてしまってた。
でもそのうち角煮じゃない時も食べなくなってきた。
だんだん痩せてくさちに焦って違うごはんを買ったり
おやつを混ぜたりした。
新しいごはんだとすごい食べたりしたから
結局ただの好き嫌いだったんだと思う(;^_^A
さち一番グルメだったしー
飢えを知ってるめろんはもちろん
みーとぽぽも食欲はすごくて
ごはんを食べないことなんて一度もなかった。
みーは尿路結石で入院した過去があって
ロイヤルカナンのペーハーコントロール1とゆー療養食しか食べさせてない。
オスは結石になりやすいって言われたから
ぽぽもロイヤルカナンをあげてる。
さちとめろんはメスだけど一応気にして
ロイヤルカナンと同じマグネシウムが0、09%のごはんをあげてた。
ねこ元気の高齢猫用とかだったけど
カルカンも同じマグネシウム量だったから最近はカルカンをあげてた。
もちろん餌のお皿4カ所に置いて
計量カップできちんとあげてましたのよ。
さちは最初はカルカン食べてたけど
また食べなくなってきて
ロイヤルカナンをあげたり
チャオのチュールってゼリー状のおやつをトッピングしたり
お湯をかけたりして食べさせてた。
うちの猫はみんな病院嫌いで
1回行くと3日顔が変だったりするから
病院には行かないよーにしてた。
お金もかかりますしなぁ(*_*;
それに昔
実家で飼ってたクロがそこそこ元気だったんだけど
病院に連れて行ったら腫瘍が見つかって入院させられて
手術して成功したけど急変して死んじゃって…
ダンボールに入れられた剥製みたいなクロを見て
うちの子は家で看取りたいなーと思ってた。
それに…
3匹を拾った時から知ってた。
3匹の中で一番先に死ぬのはさちだ。って…
この辺いつもの謎の直感です。
さちだろうなーと思っていたからこそ
いつもいつも言って聞かせてた。
「さち!執念深く長生きしろよ!
そんでお別れの準備させて。
突然はイヤだからね!
介護するからね!
病院には連れて行かないからね。
おうちであたしが面倒みるからね!」
ご近所さんのゴールデンレトリバーのはなちゃんや
実家のマルチーズのアローや
心の友のビーグルのフラッグ。
わんこの介護は何度も見てきて
大変だけどたくさんお世話できていいなーと思ってたの。
今まであたしが溺愛した鳩は行方不明になったし
次に溺愛したうずらはアローにハントされたし
とにかく別れが突然だったんだよねー
だからさちは介護してゆっくりお別れしたいと思ってた。
でもやっぱり病院はあたしも嫌いだから
ごはんを食べなくなったら延命治療はしないぞって決めてた。
コレはあたし自身の希望でもある。
百まで生きるつもりだけど
もし口から食べられなくなったら
チューブ入れたり胃ろうしたりせず逝かせて欲しい。
脳死状態になったら臓器提供しますしー♪
そんな中
さちがなんにも食べなくなった。
チャオのチュールは舐めてたけど
翌日には食べなくなり水も飲まなくなった。
動物には生きる本能があって
生きる義務を必ず果たすと思ってた。
でも数日前にテレビで見た愛猫家の川上麻衣子さんが
「猫は自分の意志で死ぬ。」みたいなことを言ってて
それまで猫嫌いでみーぽぽさちが初めての飼い猫で
猫が死ぬ時はいなくなるってくらいしか知識がなくて…
いなくなるのは飼い主に死体を見られたくないからだとか
体が弱ってる時には静かなところに行くから
そのままそこで死んで見つからないんだとか
そーゆー漠然とした話しか聞いたことなかった。
でもさちを見ていて
これは自分で死のうとしてる?
生きるのやめようとしてる?
ってじわじわ考え出して
でもお水は飲んで欲しくて
スポイトで口に入れたりしてた。
飲まず食わずなのにさちはそこそこ元気で
二階から階段おりて来たりしてた。
お湯をかけたロイヤルカナンも
レトルトでジュレの高齢猫用ごはんも
チャオのチュールもおやつも一切口にしなかった。
みーが尿路結石になった時
すごく悲痛な声で泣き続けてて
急いで病院に行ったことを思い出して
ぜんぜん鳴かないさちは
苦しいとか痛いとかないんだなーと思った。
でももともと痩せてたのに更に骨ばってきてて
長くないのかな…と思って
病院いこうかな?ってチラッと頭をよぎったりした。
そんな中
のそのそ動いたさちが三男用の布団でおしっこしちゃって
あーこれボケもあるんだ!って気付いて涙が出た。
さちが粗相なんてしたことなかったもん
そんなにボケちゃってるんだ…
ごはん食べないのもボケなのかな?と思って
もうずっと行ってないかかりつけの病院をネットで調べたら
この病気にはこの治療!ってこれでもかってくらい書いてあって
食事をとれなくなったらチューブで栄養を直接送りますってあって
うわ…こりゃダメだ…と病院には行かないと決めた。
尿路結石で入院時のみーたんは野良猫みたいな顔してたし
あんなケースの中でチューブ入れられて最期を迎えるなんてイヤ!
時間が少なくても家で過ごさせてあげたい。
最期は絶対あたしが看取りたい!!
って強く強く思った。
でもこんな気持ち誰かに押し付けたりしないからね。
病院に行って治療を受けて時間を延ばしたい気持ちも分かる。
それで回復することもあるだろうし…
そしてそうやって時間を延ばすことが獣医さんの仕事だもんね。
でもあたしはさちにさんざん長生きしろって言ってきた。
一番かわいいって毎日のよーに言ってた。
そんなさちが自ら選んだ道を邪魔するようなことはしたくなかった。
スポイトで時々、水をあげつつ
ヨロヨロになったさちを抱っこで寝室に連れて行って一緒に寝たり
背中を撫でながら大好きだよって何回も言ったりした。
ガリガリでヘロヘロなのに
顔を寄せてなでなでしてると
すっごくちっちゃく喉をゴロゴロ鳴らしてくれて
本当に本当に大好きだよ
さちと会えて良かったよ
一生忘れないよ
本当に本当にありがとう
って号泣した。
小さい声だけど時々にゃーって鳴いたりもしてた。
そして迎えたバレンタインデー。
状況からしてそろそろな気もして不安だったけど
さちをリビングに寝かせて娘の吹奏楽のコンサートに行った。
3時間くらいして帰宅すると
窓際にいたさちがソファ横の床に伸びてた。
死んじゃったの!?ってビビったけど
暑いから伸びてるだけだった(笑)
昨日めっちゃ暑かったもんねー
でも
買ってきた猫用ミルクをスポイトであげてたら
さちがげぼっと吐いた。
ミルクでも水でもない茶色い何か…
しかも気付くと腕、太もも、ふくらはぎ
すごい量だった。
そこから呼吸もあやしくなって
ああこれはもうすぐなんだなって思った。
あたしたちが帰ってくるのを待ってたんだなって…
パパさんたちが帰って
夜勤だからって夫が寝室に行って
あたしがさちを抱っこした時には
もうほとんど息はしてなかったと思う。
口を時々ぱくぱくしてたけど
呼吸じゃなかった気がする。
病院だったらあれこれ器具を付けられるんだろうな…
点滴とか注射とかされるんだろうな…
でも、さち
さちが決めて選んだこと。
あたしは受け止めるよ。
いつかあたしもさちと同じように
自分で決めて人生を終えるよ。
お手本見せてくれてありがとう。
大丈夫
ずっと一緒だよ。
大好きだよ。
愛してるよ。
あたしに懐いてくれてありがとう。
本当に本当にありがとう…
涙でぐしゃぐしゃになりながら
ずーっと頭を撫でてたら
黒かった瞳がすうっと緑色に変わった。
あ…
瞳孔ひらいた…
旅立ったんだね。
さち、お疲れさま…
あたしの腕の中で息を引き取るなんて
最期の最期まで
本当に理想のペットだったよ。
本当に愛してるよ
本当にありがとう
さち、また必ず会いに来てね…
吐きそうになるくらい泣いて
今も酸欠になるほど号泣しております。
その後もずっとずーっとさちを撫でてたら
だんだん冷たくなっていくのが分かりました。
死んじゃった後でも胸の毛はふわふわで
この手触りをなんとか残しておきたいとか思ってしまいます。
いやもう火葬の手配したけどね。
飼い主の腕の中でペットが息を引き取るって
実は夢だったんだよね。
溺愛してたうずらのぷよは実家のクロと同じように
動物病院で入院中に亡くなって
受け取りに行ったらダンボールの中で見たこともない形になってた。
抱きしめてありがとうって送り出してあげたかった。
さちはあたしが思い描いてたペットの理想を
今まで全部実現させてくれた上に
最期の瞬間まであたしに身をゆだねて
理想の臨終を迎えてくれた。
本当に本当にさちは最高のペットでした!!
最期を看取ることが出来たからこそ
1ミリの迷いもなく
病院いかなくて良かったなって思えます。
まだまだまだまだ語り足りないけど
泣きすぎて死にそうなのでこの辺で…
6時に火葬しました。
さちが大好きだったチャオチュールと
バウムクーヘンも入れました。
お花は長男が買ってきてくれて
ご近所さんがかわいい花束を届けてくれて
一緒に泣いてくれて…
ありがたいなぁって思いました。
そしてさちは
こんなにかわいい骨壺になりました。

これからもずーっと一緒だよ!
さち…愛してるよー!!!!
長くてごめんなさーいっっ
鼻水たらしながら吐き出します!!
長いです。
独り言です。
それでも良いとゆー人だけ読んでください。

バレンタインの朝のさちです。
昨日、さちが死にました。
数日前までフツーに冷蔵庫の上に乗ったりしてたのに
急になんにも食べなくなって…
さちがごはんを食べなくなることは去年辺りからよくあった。
原因はハッキリしてる。
あたしの特製角煮を食べたから。
圧力鍋で作って置いておいた角煮を
みんなが寝る時にダイニングに身を隠し
鍋から引きずり出してかじってたことがあって(;´Д`)
うちの猫は野良時代に飢えを経験しためろんを筆頭に
食い意地が張ってるからキッチンは立ち入り禁止!
にしてるんだけどリビングからの引き戸を開けたり
キッチンと繋がったダイニングのテーブルの下に隠れたりして
キッチンに入り込んではテーブルの上にある物を食べたり
引き出しのワカメや干し椎茸をかじったり
ふりかけの袋を引き裂いて中身を舐めたり
マヨネーズの容器に穴をあけたりしてたの…
夫が夜勤でちび2人と先に寝室に行った時に
最後の長男がちゃんと確認しないで
さちがダイニングにいて一晩中好き放題したことが
何回かあったんだけどー
それ以降
角煮を作った日の夕ごはんをさちが食べなくなった!!
そしてそーゆー夜には必ずダイニングに身を隠してて(笑)
「ちゃんと食べなさい!
角煮はもうあげないよ!!」
と何度も言っても食べなくて
さちが残したごはんを置いとくと
自分の分をとっとと食べたみーぽぽめろんが食べちゃうから
さっさと片づけてしまってた。
でもそのうち角煮じゃない時も食べなくなってきた。
だんだん痩せてくさちに焦って違うごはんを買ったり
おやつを混ぜたりした。
新しいごはんだとすごい食べたりしたから
結局ただの好き嫌いだったんだと思う(;^_^A
さち一番グルメだったしー
飢えを知ってるめろんはもちろん
みーとぽぽも食欲はすごくて
ごはんを食べないことなんて一度もなかった。
みーは尿路結石で入院した過去があって
ロイヤルカナンのペーハーコントロール1とゆー療養食しか食べさせてない。
オスは結石になりやすいって言われたから
ぽぽもロイヤルカナンをあげてる。
さちとめろんはメスだけど一応気にして
ロイヤルカナンと同じマグネシウムが0、09%のごはんをあげてた。
ねこ元気の高齢猫用とかだったけど
カルカンも同じマグネシウム量だったから最近はカルカンをあげてた。
もちろん餌のお皿4カ所に置いて
計量カップできちんとあげてましたのよ。
さちは最初はカルカン食べてたけど
また食べなくなってきて
ロイヤルカナンをあげたり
チャオのチュールってゼリー状のおやつをトッピングしたり
お湯をかけたりして食べさせてた。
うちの猫はみんな病院嫌いで
1回行くと3日顔が変だったりするから
病院には行かないよーにしてた。
お金もかかりますしなぁ(*_*;
それに昔
実家で飼ってたクロがそこそこ元気だったんだけど
病院に連れて行ったら腫瘍が見つかって入院させられて
手術して成功したけど急変して死んじゃって…
ダンボールに入れられた剥製みたいなクロを見て
うちの子は家で看取りたいなーと思ってた。
それに…
3匹を拾った時から知ってた。
3匹の中で一番先に死ぬのはさちだ。って…
この辺いつもの謎の直感です。
さちだろうなーと思っていたからこそ
いつもいつも言って聞かせてた。
「さち!執念深く長生きしろよ!
そんでお別れの準備させて。
突然はイヤだからね!
介護するからね!
病院には連れて行かないからね。
おうちであたしが面倒みるからね!」
ご近所さんのゴールデンレトリバーのはなちゃんや
実家のマルチーズのアローや
心の友のビーグルのフラッグ。
わんこの介護は何度も見てきて
大変だけどたくさんお世話できていいなーと思ってたの。
今まであたしが溺愛した鳩は行方不明になったし
次に溺愛したうずらはアローにハントされたし
とにかく別れが突然だったんだよねー
だからさちは介護してゆっくりお別れしたいと思ってた。
でもやっぱり病院はあたしも嫌いだから
ごはんを食べなくなったら延命治療はしないぞって決めてた。
コレはあたし自身の希望でもある。
百まで生きるつもりだけど
もし口から食べられなくなったら
チューブ入れたり胃ろうしたりせず逝かせて欲しい。
脳死状態になったら臓器提供しますしー♪
そんな中
さちがなんにも食べなくなった。
チャオのチュールは舐めてたけど
翌日には食べなくなり水も飲まなくなった。
動物には生きる本能があって
生きる義務を必ず果たすと思ってた。
でも数日前にテレビで見た愛猫家の川上麻衣子さんが
「猫は自分の意志で死ぬ。」みたいなことを言ってて
それまで猫嫌いでみーぽぽさちが初めての飼い猫で
猫が死ぬ時はいなくなるってくらいしか知識がなくて…
いなくなるのは飼い主に死体を見られたくないからだとか
体が弱ってる時には静かなところに行くから
そのままそこで死んで見つからないんだとか
そーゆー漠然とした話しか聞いたことなかった。
でもさちを見ていて
これは自分で死のうとしてる?
生きるのやめようとしてる?
ってじわじわ考え出して
でもお水は飲んで欲しくて
スポイトで口に入れたりしてた。
飲まず食わずなのにさちはそこそこ元気で
二階から階段おりて来たりしてた。
お湯をかけたロイヤルカナンも
レトルトでジュレの高齢猫用ごはんも
チャオのチュールもおやつも一切口にしなかった。
みーが尿路結石になった時
すごく悲痛な声で泣き続けてて
急いで病院に行ったことを思い出して
ぜんぜん鳴かないさちは
苦しいとか痛いとかないんだなーと思った。
でももともと痩せてたのに更に骨ばってきてて
長くないのかな…と思って
病院いこうかな?ってチラッと頭をよぎったりした。
そんな中
のそのそ動いたさちが三男用の布団でおしっこしちゃって
あーこれボケもあるんだ!って気付いて涙が出た。
さちが粗相なんてしたことなかったもん
そんなにボケちゃってるんだ…
ごはん食べないのもボケなのかな?と思って
もうずっと行ってないかかりつけの病院をネットで調べたら
この病気にはこの治療!ってこれでもかってくらい書いてあって
食事をとれなくなったらチューブで栄養を直接送りますってあって
うわ…こりゃダメだ…と病院には行かないと決めた。
尿路結石で入院時のみーたんは野良猫みたいな顔してたし
あんなケースの中でチューブ入れられて最期を迎えるなんてイヤ!
時間が少なくても家で過ごさせてあげたい。
最期は絶対あたしが看取りたい!!
って強く強く思った。
でもこんな気持ち誰かに押し付けたりしないからね。
病院に行って治療を受けて時間を延ばしたい気持ちも分かる。
それで回復することもあるだろうし…
そしてそうやって時間を延ばすことが獣医さんの仕事だもんね。
でもあたしはさちにさんざん長生きしろって言ってきた。
一番かわいいって毎日のよーに言ってた。
そんなさちが自ら選んだ道を邪魔するようなことはしたくなかった。
スポイトで時々、水をあげつつ
ヨロヨロになったさちを抱っこで寝室に連れて行って一緒に寝たり
背中を撫でながら大好きだよって何回も言ったりした。
ガリガリでヘロヘロなのに
顔を寄せてなでなでしてると
すっごくちっちゃく喉をゴロゴロ鳴らしてくれて
本当に本当に大好きだよ
さちと会えて良かったよ
一生忘れないよ
本当に本当にありがとう
って号泣した。
小さい声だけど時々にゃーって鳴いたりもしてた。
そして迎えたバレンタインデー。
状況からしてそろそろな気もして不安だったけど
さちをリビングに寝かせて娘の吹奏楽のコンサートに行った。
3時間くらいして帰宅すると
窓際にいたさちがソファ横の床に伸びてた。
死んじゃったの!?ってビビったけど
暑いから伸びてるだけだった(笑)
昨日めっちゃ暑かったもんねー
でも
買ってきた猫用ミルクをスポイトであげてたら
さちがげぼっと吐いた。
ミルクでも水でもない茶色い何か…
しかも気付くと腕、太もも、ふくらはぎ
すごい量だった。
そこから呼吸もあやしくなって
ああこれはもうすぐなんだなって思った。
あたしたちが帰ってくるのを待ってたんだなって…
パパさんたちが帰って
夜勤だからって夫が寝室に行って
あたしがさちを抱っこした時には
もうほとんど息はしてなかったと思う。
口を時々ぱくぱくしてたけど
呼吸じゃなかった気がする。
病院だったらあれこれ器具を付けられるんだろうな…
点滴とか注射とかされるんだろうな…
でも、さち
さちが決めて選んだこと。
あたしは受け止めるよ。
いつかあたしもさちと同じように
自分で決めて人生を終えるよ。
お手本見せてくれてありがとう。
大丈夫
ずっと一緒だよ。
大好きだよ。
愛してるよ。
あたしに懐いてくれてありがとう。
本当に本当にありがとう…
涙でぐしゃぐしゃになりながら
ずーっと頭を撫でてたら
黒かった瞳がすうっと緑色に変わった。
あ…
瞳孔ひらいた…
旅立ったんだね。
さち、お疲れさま…
あたしの腕の中で息を引き取るなんて
最期の最期まで
本当に理想のペットだったよ。
本当に愛してるよ
本当にありがとう
さち、また必ず会いに来てね…
吐きそうになるくらい泣いて
今も酸欠になるほど号泣しております。
その後もずっとずーっとさちを撫でてたら
だんだん冷たくなっていくのが分かりました。
死んじゃった後でも胸の毛はふわふわで
この手触りをなんとか残しておきたいとか思ってしまいます。
いやもう火葬の手配したけどね。
飼い主の腕の中でペットが息を引き取るって
実は夢だったんだよね。
溺愛してたうずらのぷよは実家のクロと同じように
動物病院で入院中に亡くなって
受け取りに行ったらダンボールの中で見たこともない形になってた。
抱きしめてありがとうって送り出してあげたかった。
さちはあたしが思い描いてたペットの理想を
今まで全部実現させてくれた上に
最期の瞬間まであたしに身をゆだねて
理想の臨終を迎えてくれた。
本当に本当にさちは最高のペットでした!!
最期を看取ることが出来たからこそ
1ミリの迷いもなく
病院いかなくて良かったなって思えます。
まだまだまだまだ語り足りないけど
泣きすぎて死にそうなのでこの辺で…
6時に火葬しました。
さちが大好きだったチャオチュールと
バウムクーヘンも入れました。
お花は長男が買ってきてくれて
ご近所さんがかわいい花束を届けてくれて
一緒に泣いてくれて…
ありがたいなぁって思いました。
そしてさちは
こんなにかわいい骨壺になりました。

これからもずーっと一緒だよ!
さち…愛してるよー!!!!
長くてごめんなさーいっっ