肉離れ日記② 初めての松葉杖 | ORIENTALism 〜ベリーダンス(オリエンタルダンス)Junのブログ〜

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2007年からベリーダンスを習い始めました。
現在は Huleya主宰 Studio Borboleta のアシスタント&インストラクター、NOAダンス教室、
平塚カルチャースクールパルにてベリーダンスを教えています。
ベリーダンスフライヤーも制作しています。

最近ちょっとドジったベリーダンスインストラクターのJunです。
ブログを読んでくださってありがとうございます。


9/8(月)に肉離れを起こしました。
詳細はこちら

9/9(火)の朝、9:00を目指して、
駒沢にある東京医療センターへタクシーで行きました。

相変わらず朝起きても激痛のまま。
でもぐっすり寝たようで(笑)
暗い気持ちにはならず、病院へ。

到着して、歩くのが大変そうな私を見たおじさんが、
「車いす、使う?」
「いや、結構です。なんとか歩けそうです。」

前に進もうとしているのに、
とどまっている感じ
という表現が適切かな。
とにかく進まない状態でした。

受付にようやくたどり着き、
何科で診てもらうかを申請し、
名前を呼ばれるまで待つ。

9:00はすでに患者さんでいっぱい。
「みんな何かしら痛いところがあるんだなー」
日頃、健康な私は自分の状態を棚にあげて
「お気の毒だな・・」(笑)

受付を済ませて、整形外科のある2階へ移動。
エスカレーターに乗りました。
病院内のエスカレーターは通常より遅い動きです。
健康なときに訪問した際は、遅すぎて歩いて昇ってたのですが、
この遅さに感謝できたのは初めてでした。
遅いことで、上りきったときに、
足を出すタイミングに焦ることがありませんでしたから。

待つこと1時間半。
やっと自分の番号が表示されて、
整形外科の先生に診てもらいました。

触診で激痛が走り、
「先生、ちょー痛いですーーー!!」
の連発でした。


「腓腹筋(ひふくきん)の一部が
  断裂しているんだと思います。」



ふくらはぎの内側にあたる筋肉が腓腹筋(ひふくきん)


先生「触った感じで凹みがないから、
       まとまって切れているわけではないね。」

私「凹む??触って分かるくらい凹むことがあるんですか???」

先生「筋肉は例えば100本くらいの繊維が
       束になってると考えるといいよ。

       その繊維が1本でも2本でも断裂すれば
       肉離れの症状になる。

       今回は100本あったとしたら、
       50本切れたというわけではなさそうだから、

       断裂としては軽いほうかな。
       でも切れてるんだから痛いよね。」

私「断裂繊維の数が少ないほう・・ 
      めちゃくちゃ痛いですけど。」


先生「だよね(笑)
        じゃあ、1~2週間は安静にしてください。
        痛み止め出しておきますね。

   あと、その歩き方だと
         松葉杖使ったほうがいいよ。
         貸し出しますね。」



生まれて初めて、松葉杖使うことになりました。



診療が終わって、会計へ。
松葉杖のおかげで、さっきよりはスムーズに進めます。
会計で松葉杖のレンタル料が2本で1万円。
返却したら全額戻ってくるけれど、カード支払いは不可。
手持ちがなかったので、ATMまで行くことに。
国立病院なので外出しなくても、ATMはあります。
松葉杖での往復は辛いな・・と思っていたら、

「車いす持ってきますね!」

ラッキー!!
母が以前入院してたときに、
母の車いすに乗ってテスト運転とか(笑)してたので、
操縦は慣れていますから、
そりゃーもう、スイスイとATMまで行けました。
快適でした。

「松葉杖じゃなくて車いす貸してくれないかな・・」

と思ったくらいでしたが、
車いすだと、どこまでも怠惰になれるし、
松葉杖レンタルで1万円、車いすは??と思って、
やめておきました。



全部終わったのが、お昼ちょっと前くらい。
病院からバスで最寄り駅の自由が丘まで行こうと思いましたが、
バスのステップが怖くて、タクシーで移動。

タクシーを降りて、改札を通り抜け、
まず探すのはエレベーター。
エスカレーターは降りる際に、
早く足を着地しないといけないので乗れません。
病院のとは違って、駅のはスピードが早いですから・・
もう二度と傷めたくないのでエレベーターに乗ります。

私が住んでるところは自由が丘から乗り換えなしで、
10分くらい。すぐに最寄り駅に着きました。
またエレベーターで移動。

若い人が住んでいる町なので、
みんな歩くのがすごく早く、
自分だけがポリネシアン的な時間が流れている感覚。
いつもはこの人たちと同じスピードで歩いてるんだなと、
何を焦って生きていのかと考えちゃいました。

駅から家までは通常4分くらい。
この日は15分くらいかかって帰りました。

松葉杖に慣れていないので、
松葉杖が身体より遅れたり、
先に行ったり、ペースがうまくつかめず、
肩と肩甲骨付近がパンパンになってくるし、
荷物はリュックでなくショルダーバッグで、
4kgくらいの重さ。
本当に辛かった・・・

「あと少し、あと少し・・・」

自分を励ましながら、
食料品や日用品で必要なものを買い込み、
処方箋をもらったので薬局にも寄り、
足、腰、腕、肩、背中、全部痛くて、
泣きそうになりながらも家に着きました。

「はあーーーーー、疲れた・・・・・・ 

  これ、嘘じゃないの????」

これが家に着いたときの一言です。
その後、笑っちゃいました。

「フフフ、なーんにも出来ないじゃん・・・」

少し落ち着いてから、
毎日入っているレッスンの代講の先生を探し、
各スタジオに連絡を入れていきました。

幸い、たくさんの皆さんが助けてくださって、
すぐに代講の先生方がみつかりました。

このときは1週間で治してみせる!って
思っていました。

ということで2日目の日記でした。