「なんか………変わった?」

コーヒーカップをコトンと置いた岡田くんがいった。

「あっ、そうなんです。ちょっと違う種類のブレンドして見たんですけど……初めてだしたんです。」

「へぇ~そうだったんだ」

「もしかして……美味しくなかったですか………?」


いつも出すコーヒーは渋みがある豆を使っていたけど、新しいものが出してみたくてマイルドなものを出してみた…

不味かった……………!?


「え?いやそうじゃなくて、俺が、最初なんだ?」

え?

「あぁ、そうですよ?」

「そっか。美味しいよ、ありがとう。」

そう言って笑顔を向けてくる岡田くん。

やっぱり、岡田くんの笑顔は素敵すぎる。

くらくらするよ……

でも……ありがとうって?


顔に出ていたのか岡田くんがちょっと笑った。

「俺が最初で、ちょっと……嬉しかった。」

え?嬉しかった?

「ふふ、何でもない。あやさんも飲んだら?」

「え?」

「コーヒー。他のお客さんいないからいいでしょ?」

「でも………」

どうしよう…断る理由がないよ…

迷っていると、岡田くんと目があった。
首を傾げている岡田くんを見て……

やばい、ドキドキする……

このままここにいると心臓もたない……

「あっ、じゃあっ、作ってきますねっ、」

慌ててその場を離れてカウンターに入った。

新しくブレンドしたコーヒーを淹れながら、ついさっきの言葉を思い出す。

────ありがとう────

────ちょっと嬉しかった────

そんなこと言われたら……


私はこの時、ファンとしてではない別の感情があることに気づいてしまった。


叶わない恋。


この気持ち、蓋をしなきゃ。





彼と飲んだコーヒーは、少し苦かった。







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叶わない恋。


……したことありますか?


ずんかは、どうでしょうw(  ^∀^)w


コメント………して貰えると嬉しいな………