2018年5月4日 5時4分
祖父が他界しました。
4時より少しまえに病院から連絡が来て呼吸が止まっている、心臓マッサージをしているがもうダメだろう。と
思い返せば去年の夏
なんでわかってくれないの！私だってこうやって頑張ってるのに！
泣きながら喧嘩をしました
一方的に泣いたのは私
もちろん祖父が私のために言ってくれたことも、心配してくれたこともわかってる
でもそれと同じくらい祖父母の家に顔だして頑張ってるつもりだったから
言いたいことを伝えた夕ご飯の時間
そもそもオムツを履くのを嫌がってトイレに行ってお漏らしを繰り返し、漏らしていないトイレから水が漏れてるんだって言いながら周りの人間を巻き込んで夜中はまともに寝れる事が少なかったんだけど
その日もトイレに起きた祖父
いつもよりヨボヨボして立てず、身体も熱く救急車を呼んでそのまま入院
肺炎でした。
その後、薬投与で完治し退院
2ヶ月も経たないうちに今度はお昼前ごろにお腹が痛い、心臓のあたりが痛いと救急車を呼びました
心臓に近いことから心臓系の病院に運ばれそのまま入院
結論的にいうと病名は大動脈解離でした
少し前に同じような病気で声優さんが亡くなったところでした
あのままだったら家の中で亡くなっていたかもしれない
それでも痛いと言ったから、病院に早めに連れて行ったから、手術も成功し家に帰ることを目標に病院生活を続けることになりました
そのまま家に帰ってしまっては家で生活する事が出来ない
そのためにリハビリのための入院を入れましょう。そうして1月に転院、リハビリをして3月に家に帰れることになりました
家に帰って来て数日
夜中に立てないから救急車を呼んでくれ
夜中なんだから立てなくてもいんじゃない？1回寝て、朝も立てなければ病院に行こうね
そう言っても何度も救急車を呼んでくれ、これでは立てないと言うばかり
救急車なんて迷惑を夜中にかけるほどじゃないよと在宅の先生を呼んで診てもらうも何もないです
それでも立てないんだ、立てないんだ
先生が夜中に立つ必要はないよ
それでも立てないんだ
そうまでいうなら救急車を呼んでもいいけど一番忙しい時間だしどうせ何もないよ
診てもらうために呼んだ先生に怒られる始末
呆れながらこちらに話されても私たちじゃどうしようもない
そもそも先生が大丈夫だと言って信じないのに私たち一般人が大丈夫と言ったところで祖父は聞かないから
訪問診療の先生に怒れながら、そして若干の嫌味を言われ、こっちは眠れず疲労が溜まりながらも痛み止めをもらってそれを飲ませて一度落ち着かせる事ができました
数時間後、朝になり起き上がるな。無理をするなという言葉を無視してベットから落ちた祖父
起こす事が出来ず、ちょうどその日がヘルパーさんが来る日だったためそれまで待って手伝ってもらいながら身体を起こし
結局救急車で連れて行くことになりました
結論を言えば
何もなし
本当に何もなし
ここで家族に１つの結論が出ました
このまま家で生活はできない。
自分たちが家に帰ったら祖父母の2人だけ
それでも今日と同じ事が繰り返されても祖母だけではもちろん祖父を起こす事が出来ない
夜中に毎度毎度起こされていたら祖母まで身体を壊してしまう
以前から祖父母2人きりで何度も夜中にトイレだ、漏れただ、水がでてるだなんだといって
私まで変になりそうだと話をしていたところだったのでとうこれはダメだ
そこからショートステイを申し込み一週間後からショートステイが開始される事となりました
20日間ほどのショートステイからそのまま老人ホームに入居する予定で申し込みをすすめ
ショートステイが終わる前日くらいに車椅子からずり落ちたようで脇腹を打ったようだ
でも見た感じ何もないから大丈夫です
そう言われそのままショートステイから老人ホームへ移りました
老人ホームで脇腹をみて一度調べた方が良いかもしれないと老人ホームのかかりつけ医で調べたところ肋骨を骨折していたと
安静にしていれば大丈夫だと安心した数日後
ベットから落ちたと連絡がありました
頭も打ったようだから一応心配だからと検査をしたところ貧血気味だからと病院に入院
もしかしたら大動脈の時のものが漏れているのかもと大動脈を手術した病院に転院
4月最後に一度手術をし、その後CTを撮りまだ漏れ出ているようだからバルーンで圧縮しましょう。
そして5月1日に手術をしました
手術中カテーテルが折れた？取れた？などもあり少し21時を過ぎるまで手術をしていたものの成功し
5月3日に誕生日を迎えました
そして次の日
5月4日に祖父はこの世を去ることとなりました
ついに血管が限界を迎えて破裂してしまったんだろう
呼吸器で呼吸をしているが、これをとれば自力で呼吸することはできない
どうしますか？
呼吸が自力でできないのであればもう仕方がない
今呼吸をしているようなこれは無理やり空気を入れているだけ
血が足りないから水分を流しているだけ
呼吸器をとり5時4分、息を引き取りました
人間は本当に何が起こるかわからない
もしかしたら11月の時点で亡くなっていたかもしれない
そう考えると誕生日まで頑張ったのは凄いことだね
3日の誕生日まで覚えていられたことが凄いね
ご飯を食べたいな、家に帰りたいな
ずっと言っていた祖父
本当に頑張っだと思います
ここまで頑張ってくれた病院の方々にも
少しの間ステイ先や老人ホームの方々にも感謝です
もしあそこで転んでなければ、肋なんて打ってなければ、骨折してなけれは、ベットから落ちてなければ…
考えていても仕方がないのでここまで頑張れた祖父にお疲れ様とだけ言っておきましょう