いつだったか友人と「おでんって何でおでんというのか、誰が名前をつけたんだろう。」という話をしたのをふと思い出しました。おでんはもともと田楽を意味する言葉だそうです。今回はそんなことを書いていきます。


 今僕たちが生きている世界にあるもののほとんどは、いや全てはといってもいいぐらいに名前がついています。日本語に限らず、外国語でもです。当たり前のことですが、よくよく考えてみたらすごいことと思いませんか?この世の中にあるものも元々は名前のないただのモノだったんです。それに、これは「つくえ」と名付けようとか、これは「みち」と名付けようとか考えた人、そしてそれが何十年何百年も使われていることってなんだかすごくないですか。


 もっとすごいと思うのが、目に見えないモノに名前をつけた人です。たとえば、感情とか。目から涙がでてくることを「悲しい」と名付け、なんだか気持ちがたかぶって笑顔になることを「嬉しい」と名付け、ひとりでいる時に感じる気持ちに「寂しい」と名付けた人はすごいと思います。悲しみも嬉しさも寂しさも様々な種類があります。それらを説明できるのも言葉があるからです。


 たまに、言葉にできない感情になる時ってありませんか?それは単に言葉を知らないだけなのか、まだ誰も名前をつけていない感情なのか。まだ名前がないものなら、新しい名前考えてみてはどうでしょう。