2014/10/14
「私の検証方法」
みなさまこんにちは、笠井です。
二週連続の台風、大変でしたね!大丈夫でしたか?
さて、9月半ばで企業研修も一区切り付き、今はテキストの再編集に追われています。前回のコラムでは <本当に受講者の皆さんが理解しているのだろうか?聞いただけで「わかったつもり」にさせていないだろうか?> ということを書きました。今回は研修後に行う私なりの検証方法をお話ししたいと思います。
私の場合、企業研修は回数による契約なのでフォローアップ研修ができないというジレンマがあります。そのためなるべく懇親会などに出て受講者の皆さまの生の意見を吸い上げるようにしています。
実はここで受講者からどんな質問がでるかということが私は大切だと思っています。つまり研修・理論の理解度・到達度を受講者からの質問から読み取るという考え方です。直接聞く「ためになった」「気づきがあった」等の平均的ななんとなくぼやけた答えしか得られません。
まず、されて嬉しい質問は、理論を「自分のこと化」できている質問です。
研修での理論や行ったワークを自分自身の職場の部署や家族等に置き換えて再構成、再構築してくれることです。
例えば「先ほどの理論の事例は上司と部下でしたけど家族に置き換えたらお父さんと子供でも起こりますよね」などです。
実際に言われたことがあるのは、20代の方から職場でのコミュニケーションのステップの話をした後に「先生これは恋愛でも使えますよね」と言われたことがありました。
実際にその通りで「私の仲間はこの理論を使って恋愛講習などしていますよ」と伝えたら、なるほどという顔をしていました。
又、まだまだ私の説明が足りなかったかなという場合は、理論の本質をとらえずに都合の良いところだけを性急に自分自身の解釈でしている質問です。
例えば「要するに、部下は褒めて(ポジティブストローク)、話を聞いてやれば(相補交流)仕事をしてくれるんですよね」などです。
確かにそういう時もありますが、そうでない時も多々あります。
時間があれば簡単に説明をしなおしますが、そんな時間がない時はテキストを読んでくださいと言ったり、自分自身の宿題として次回につなげます。
書いていて、ここでも大切なことは「質疑」という「対話」なんだなと改めて思いました。
日本人は、「察すること」や「秘めたるは花」といった非言語の文化を大切にする民族だと私は思っています。確かにつらいな~と思っている時に何も言わずに差しのべられた手には感激してあまりあるものがあるでしょう。しかしいつもその手が必要かはわかりません、やはり私は相手のことを尊重し大切に思うからこそ教えて欲しくて聴くのです。
このような検証をしながら、テキストの再編集をしています。
160ページと量と共に苦労も多いですがさらに良いものができることは楽しみです。第二版は、多めに刷って希望者にはお分けしたいと思っています。
心のサポートは エクステンド横浜
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