「いつまでこのままなんですか?

もう時間が無いんです。

卒業したら、もう今までのようにはいかない。

主治医だって嫌でも変わる。

そうしたら、また何もかも始めからやり直し。

そんなこともうできません。」


それはまだ、1年以上先のことだからと、宥められ、


ああそうか。私は一体何がそんなに怖いのだろう、と思った。

恐れるほど失うものなんてないはずなのに。

だって私は何も…


『物事に対して基本的な安心感が持てないでいるのだ』と、告げられて


何を今更、と思った。


だって私は何も信用できずにいるって、いつもサインを送っていたじゃない?


何を今更

もっと早く気付いてよ

気付いてたのなら伝えてよ


いつも私のことをちゃんと見て、何もかも解ってるって

振りでも良いから束の間の安心を。

本当はそんなコト不可能だってちゃんと知ってるから。


こんな我侭を云って、呆れて私を見放さないか反応を窺ってる。

診察時間の1番最後に予約を入れて、

通常よりも1時間長く居座って、無駄口をたたいてみる。

もうそろそろ付き合いきれなくなるんじゃない?


そんな感じの今日この頃の診察風景。


+++


暫く見ていない間にプロフィールの機能が進化してる。

シンプルなままでいいのになぁ。