血液検査の結果を持っていった
赤血球の値が数年前から増えている
男性の平均値に近い
じゅんが健在だった頃から増えだした
「お母さんは重量挙げの人のように僕ば抱えるけん
赤血球の多くなったとやろ」と言われて
「そうやろね?」と思ってた
結果を見たドクターは
「赤血球の数値は心配せんでよかばってん定期的に
ここで見ていきましょう、今回は特定健康診断じゃなくて
必要なものだけしましょう」
「あのう足が痛むんですが?」
「日頃のライフスタイルば言うてみんね?」
「パソコン、漢字検定、ナンプロ、歌などで後は家事です」
「運動の少なかね、もう少し体を動かすことばせんば~
「あのうじっとしとくとはせんがいいですか?」
「違うたい趣味はしながら運動ば入れるとたい」
「毎日何回か時間ば決めて歩いて温泉に行きよるとやったら
回数ば増やしてお湯の中で歩くのもよかよ
今日は骨密度、血液検査、尿検査ばしましょ」
尿検査でトイレへ
緊張して尿が出ない
「朝お茶も食べ物もはいってないからかなあ?」
「どうしても尿が出ません?」
「最後によかけん血圧ば先にしましょう」
「あれいつも低かとに高うなったね、様子ば見て高いとの続けば
薬ば飲まんばね」
「.......」
「検査の結果は来週の金曜日ですよ、あやさんは若くみえるばってん
体は加齢しとっとよ、ライフスタイルを変える事が一番よかよ」
ドクターは下の弟の同窓生、彼も年取ったなあ?
それが病院に行くまでは心配してたが不思議と帰りは気持ちが明るく
帰宅へ、ドクターの人柄かな?
近くにじゅんが通った小学校の桜の木が満開
しばらく花見
近くにこんなきれいなさくらがあるの忘れてた
昼からは温泉へ
水中ウォーキングをいつに無く頑張る