昨日はネパール先輩がお休みの日。
いつもは二人でやる仕事を一人でこなさなければならないので、出勤早々トップギアで動きます。
と、そこへ主任がにゅっと顔を出して、
「20時から誰か手伝いに回すかい?」
と言う。
「20時には昨日からの新人さんが来るはずだから大丈夫ですよ。」
と僕。
「ああ、その子ね、昨日で辞めたよ。」
「はい!?」
「うん、『こんなに大変だと思わなかった』って電話あった。」
マジか…。
大変ねぇ。
昨日新人さんにやらせたのは普段の僕の仕事量の半分程度だったんだけどなぁ。
しかも僕なりの最大限やさしく応対したのに。
僕が数秒間絶句していると普段無口な揚げ場担当の人が、
「そんなんで驚いてたらダメよ。沖縄の人はすぐ仕事辞めるからね。俺この工場に入って3年になるけど、すぐ辞めたヤツ200人以上見てるから。」
と衝撃発言。
マジでかっ!
沖縄は失業率が高いというのはそういう一因もあるのかしら。
何なんでしょうね~。
僕には理解できないなぁ。
僕ならどんなに大変でも、自分に合わないとしても、自分なりの区切りがつくまでは頑張ってみるけどなぁ。
何よりもすぐに逃げ出すなんてのはプライドが許さない。
プライド、ないのかなぁ。
ないんだろうなぁ。
何を大変と感じるかは人それぞれで、例えば僕なら身体を動かす仕事よりもデスクワークの方が大変と感じるでしょう。
向き不向きというものもある。
出来るだけ楽してお金を稼ぎたいと思うこと自体は決して悪いことではない。
楽そうな仕事を探すのも良い。
でも若いうちからそうしていると、“逃げ癖”が付きそうな気がしますけどね~。
若いうちに苦労に対する耐性を身につけておいた方が後々ために良いと思うのですが。
昨日は仕事をしながらそんな色々を考察。
興味深いテーマを提供してくれたあの若者に感謝です。