チャチャ丸は齢のせいで目が見えません。
頭を下げて、耳を触覚代わりにして歩きます。
だからスキマがあると、こういう事態に陥ることがちょくちょくあります。
後ろに下がればいいだけの話なんですが、チャチャの辞書には後退の二文字はないようで、どんづまりまで突撃していくのですよ。
そして身動きが取れなくなったところで、ワンワンと助けを求めます。
犬の本を読んでみたのですが、「狭い所に入り込んで出られなくなる」のは認知症の一症状らしいですね。
チャチャ自身は必死なんですが、ちょっとオモシロい日常の一ページなので、「老犬チャチャの徘徊日和」不定期連載したいと思います。