そういえば昨日は誕生日でした。27歳おめでとう俺。



さて後半戦です。前半戦を読んでない人はこちらから→ 前半戦


ケンタッキーで昼ご飯を済ませ八間川へ。午前中あれだけ吹いていた風もやや弱くなりいくらか釣り易くなってきた。

濁り、流れ共に普段に比べたらかなりあるが、もうそれは先程の水路から折り込み済み。

護岸沿いの浅いレンジをやりたかったので、ベイトフィネスにスピンチャターをセットして探っていく。


上八間の入り口まで流していくものの、反応は無し。


ここに来て前日の睡眠不足(1h睡眠)がきつくなってきたので、はやぽんが行きたいと言っていた与田浦水路まで運んで仮眠を取ることにした。


バス以外が釣れて困ったら起こして


と、言い残して寝る。





1時間ほどで釣れね~と言いながらはやぽんが帰ってきた。

個人的にはもう少し寝たかったので、もうちょい頑張れと言いたかったが仕方ない。


朝入った水路に戻り夕マズメ勝負。

ここまでの釣果は、はやぽん0匹 俺1匹


何とも淋しい結果なので、数かドラマ魚が欲しいところ。


水路に戻ってきてみると、良いのか悪いのか午後8mと予報していた風は収まり、釣り易さは午前の比にならない程楽になったが果たしてどうか?


午前の経験から、見た目で一番水が良いところに車を止めてスタート。

午前は全く見えなかった見えバスがちらほら見える。(サイズはともかくとして)

これは、風が止んだ事で魚が上ずってきている可能性があると踏んだ私は、巻き勝負に出ることにした。


選んだルアーはモグラチャターパーフェクション3/8ozSB。

カラーは若干の濁りを考慮してブラウンパープルでブラックブレード。

しかしブラックブレード製品化するなんていくらトーナメントで釣れたからって駄作過ぎるとか酷評してきたが、今回ばかりは手間が省けたので良しとしよう。

(なぜ酷評しているのかは次回記事カラーローテーションの際に説明しますのでここでは割愛させていただきます)

そしてモグチャといえば重要なのはトレーラーだが、3/8ozから上の重さのトレーラーは、サイズ的にも今のところジャバシャッドで問題無く釣果が出ているので今回もジャバシャッド。

ちなみにカラーはマッディキャット。濁った時はこれが一番良いと思う。


さて、準備も出来たので少しばかり眠い目を擦りながらスタート。


はやぽんは、いの一番に対岸の濃いカバーに入った。

私は下流方向に巻きながら進んでいくことにした。上流は水があまり良くないように見えたからだ。

例の如く対岸、足元と流しながら進んでいくのだが、闇雲に投げていても釣れはしないので、ある程度の投げ分けをしていく。

風は止んだが濁りはあるので、流れの当るところか当らないところか。私のキャスティング技術ではさらにその奥の窪み。みたいなところは狙えないので、これくらいざっくりで狙っていく。だがなるべくカバーぎりぎり。もしくは一度カバーに乗せてから落とす。

なぜなら着水音を派手に出さない為だ。皆さんご存知のとおりナーバスなバス程着水音を嫌う。なるべくならプレッシャーは無い方が釣れるに決まっているのだから、これくらいはどんなシーンでも気にしたいところだ。


この作戦で下流に流して行き半分くらい来たところでついに待望のバイト!

しっかりストロークを取ってからガッチリフッキングを決める。



あ、これでかい。



掛けた瞬間の重みがサイズを物語る。ロッドを立てリールを巻きながらランディング出来る場所を探す。

上手側にベジテーションの薄いところを見つけたので一気に土手を駆け下りて、手前まで来ていたバスと最後の勝負。

ジャンプを2発いなすと諦めたのかスッと寄ってきた。

ランディングした魚体はプリスポーンかと思うほどにパンパンのナイスバス。何より重い。


45cmクラスだろう。そう思ったので写真を撮ろうと思い、はやぽんのところまで魚を持ってダッシュ。

途中何度か魚を水につけて労わりながら走る。


ようやく辿り着いた所で、はやぽんに撮って貰った写真がこちら。



釣れ連れなる日々-121019_155135.jpg

空とウェアーのコントラストが素晴らしいwポスターみたいである。


そして長さ測定。結構無理させた魚に、これ以上負担を掛けたくないので空中測定。

ざっくりだが40cmフラットあるかないか?と言ったところ。

見た目は完全に45クラスだったのに・・


撮るもんを撮って測るもの測ったのでさっさとリリースしてあげる。

それにしても最近チャターは横がかりが多い。


まだ釣れるかもと淡い期待を持ちながら、西に沈み行く太陽との時間勝負。

現在16時。出来てあと1時間半と言ったところ。


残り時間もわずかとなったところで、はやぽんがハイエナ作戦で私の投げている対岸に入った。別に良い魚が獲れているので構わんが、あの男相変わらず負けず嫌いである。


そんなはやぽんの釣りを気にしながら流していったのだが、水面が波立たなくなったのでライトリグがやり易くなったのだろう。はやぽんはアジみたいなバスをやたら釣っていた。

ついでにギルも釣っていた。数だけなら竿頭なことは間違いない。

その調子で二人で流して行き、ワンストレッチ終わる頃にはすっかり日が暮れていた。

もう止めにしよう。そう声を掛けた私を尻目にここではやぽんがついにキーパーサイズを掛けた。


暗すぎて写真は無いが本人曰く30くらいとのこと。ヒットルアーはキャッツキル1.5inch

やったね、はやぽん。

それにしてもこの男フリックシェイクとキャッツキルが大好きである。


辺りはすっかり夜の様相を呈してきた。街灯も無いこんなところで真っ暗は怖すぎる。足早に車に戻り帰路に付いた。


本数は獲れなかったが、良い魚が獲れた。これで数も揃えば言う事無しだったが、そんなに上手くいかないのが釣りの面白さでもあり醍醐味でもある。


今日もお疲れ様でした。