トランジスタ(回路設計2)
前回掲載した表を使って抵抗類の数値を決定していきましょう一応今回のページにも載せておきますその前に使用するトランジスタを決めてしまいましょう、hFEやVBEが分からなければ設計が進めません初めは汎用品を使ってみましょう、今回はFAIRCHILD社のBC548を使用します。もちろん他の汎用品で設計してもOKです。直流電源電圧は12Vにします。ただトランジスタの絶対最大定格を越さないように設計してください。絶対最大定格については後ほど詳しく説明する予定です。先に説明した方がいいような…次はコレクタ電流を決めましょうオーディオアンプならMHZ帯を気にしても意味はないですが、今回は参考、目安程度にグラフはBC548のデータシートよりIC(コレクタ電流 )が決まればIB,IA,IEが計算できます。このように少しずつ計算を進めて回路の設計をしていきます。計算をするとき四捨五入をして切り上げても切り下げてもいいです、お好みで計算を進めてください例えばIB=0.00004662Aこれを…0.000047Aや0.00005Aでもいいと思います。私はあまり四捨五入はしない派ですが最終的に抵抗値でぴったりの値が無いのであまり意味が無いような気がします…それでは計算の続きに戻ってエミッタ抵抗とコレクタ抵抗を決めますエミッタ電位と温度抑制についてはまた後ほど詳しくやる予定ですオームの法則を使ってささっと計算してみましょうRE=99.77Ω RC=250Ωとなりました、この時算出した抵抗値とまるっきり同じの抵抗はなかなか売っていません(たまに売っている抵抗とぴったりになることも)その時は妥協して一番数値と近いものを選んで購入するか、合成抵抗で近い数値を作るかのどちらかです少しずつですがそれらしくなってきましたねRCとREの比で増幅度が決まります、一旦ここで計算してみましょう250Ω÷99.77Ω=2.5倍になりそうですねちょっと増幅がもの足り無い感じがしますね、でもそんな時に使える技がありますが…それはもう少し先で紹介します。次はバイアス電圧とバイアス抵抗を決めましょうブリーダー電流IAは先ほど計算したのでオームの法則があればささっと算出できますねさあいよいよ出来上がってまいりました残るはカップリングコンデンサとバイパスコンデンサです今回は長くなってしまったのでまた次回続きをやっていきたいと思います